こちらのアンペグ特集にインタビュー掲載されています。
今稼働してる事が多いアンペグはB-15NとV-4Bの2機種。
B-15Nは組み合わせを変える事なく使用。スピーカーケーブルが改造されていて、キャビネットは別のものに簡単に変更可能ではあります。



レコーディングで使う事が殆どです。
ライブだとちょっと出力が物足りないかな。

そこでライブになると100w出力のV4Bを。キャビはampegを使ったり、バグエンドを使ったりとその時に応じて。








このV4Bは70年代のもので一応ヴィンテージと呼ばれるものかな。現行の再生産された物とはちょっと作りが違います。僕はこっちの方が好みでした。
ただこのヴィンテージに使われている、6k-11という真空管が、現在は生産されておらず入手がちょっと難しいようです。お店にストックしてある所もあるようですが。僕はある程度まとめ買いしています。

ヴィンテージ機材はそういった、継続的に良い状態で使っていくにはメンテナンスがかなり重要になってきます。特にツアーなどは機材にとっても過酷な環境が続きますので、突然の故障や不具合はよくあります。その為にも予備のセットなどもスタンバイして置かないといけませんしね。

音に関してはアンペグは個性的。当たり前だけどアンペグの音。これが苦手な人も多いようですね。機種によっては僕も苦手。
ただ、それがアンプヘッドのキャラクターが苦手なのか、キャビネットのキャラクターが苦手なのかを知ることも重要で。キャビを色々と試す事は難しいでしょうが、かなり変わるので嫌なアンプ=ヘッドという発想になりがちですが、キャビネット、かなり影響でかいです。

後は大きさ、重さの問題もあるので運ぶ場合は車が必須。
物によっては30kgを超えて、かつケースに入れると50kg近くになったりするんですよね、、、これは一人で持ち上げるのは不可能。
V4-Bは意外と軽くてヘッドのみだと片手でも持ち上げる事が出来る重さ。ケースに入れても一人で運搬可能。これが魅力敵!真空管の100w出力は数字からは想像を超えるサウンドが出ます。十分すぎるくらいのパワー。

逆にSVTなど300wクラスの物は、結構広めの会場じゃないとしっかりと鳴らしきれないなと。SVTも好きなのでたまに借りたりするのですが、気持ち良いので音を上げてしまいがち(笑)中音のバランスが重要なので気をつけないといけません。

ベースマガジンに記載されていますが、ほぼフラットに近い状態かな。使うキャビにもよりますが、あげるのは低音のBassくらい。
これで十分気持ち良いサウンド。ジャンルを問わずいけてます。もちろん奏法も。

スラップはパキッという感じではないですが、気持ち良いゴリっと感があるので力強いスラップ音です。

現行ではpfシリーズなんかが、小型だけどしっかりとした音で、チューブタイプもトランジスタタイプ、どちらも弾きやすいです。

こちらがオールチューブタイプ



トランジスタ タイプ




スタジオに常設されている事が多いので、一度は触ったことがある人が多いと思います。
アンプから出てくる音は自分の奏法、演奏に影響を与えるので、アンプをまだ持っていない人は、是非自分に合ったアンプセットを一台所有してみてください^^