最近、ピック弾きを再び研究・練習中です。仕事でもピック弾きをすることは多いので常に練習はしているのですが、今はさらに深掘りしようと、とある曲をコピーしています。アンソニー・ジャクソンが弾いたチャカ・カーンの楽曲を題材に、改めてピックの当て方や力の乗せ方、そして「いかにピックでも指弾きに負けない太い音を出すか」を追求しています。

 

今までは、ピックで弾くときはアタックのニュアンスであったり、ブリッジでミュートをかけてギターとの混ざりを良くしたりといった使い方を多用していました。しかし、アンソニー・ジャクソンのプレイは、音楽のジャンルを問わずピック一つで自在に表現しています。ファンキーなものから超高速のユニゾンまで、単に「ロックなアプローチだからピックを選ぶ」という感じではありません。別の方で言えば、スティーブ・スワロウもジャズをピックで弾きますよね。だから「ピック=ロック」と考える必要はないんです。こうしてファンキーなものをピックでうまく表現できる引き出しを持っていると、すごく面白いなと思って今はさらに練習を重ねています。

 

指弾きに比べると、ピック弾きはどうしてもローが寂しいというか、負けてしまうという側面は絶対にあると思います。ただ、最近改めてアンソニーの動画を研究している中で、「ピックでも太い音を出す手法」があることに気づきました。実際に試してみたところ、まさにアンソニーのような太いトーンが出たので、うまく伝えられるかわかりませんが言葉にしてみます。

 

詳細は以下↓

 

 

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このマガジンは「ベーシスト以外の方も読んでくれている」とよく言われます。他の楽器を演奏される方にとっての教え方のヒントや、ベーシストがどう考えているか、あるいはメンタルのアプローチなど、参考になると言っていただいています。

今回は「練習」の部分にフォーカスを当てて書いていきます。「練習は好きですか?」と聞かれたら、僕は「好きです」と答えます。もし、練習しなくてもすらすら弾けたり、次々とアイデアが浮かんだり、年齢を重ねてもフィジカル部分が衰えなかったりするような天才的な何かを持っていれば、練習はしないのかもしれません。

ですが、もちろんそんな天才ではありません。練習をサボればアイデアはマンネリ化し、指の感覚や筋力も確実に衰えていきます。今回は、10代の頃から振り返りつつ、当時の練習方法や考え方をまとめてみます。若手でプロを目指す方々の参考になれば幸いです。

 

 

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昔から「何だか上手く弾けないな」と思うことが多い、同一弦上での連打。言葉では伝わりにくいと思いますので、まずは譜面で一例をお見せします。

 

 

なんてことのないフレーズです。誰もが当たり前に弾くフレーズですし、気にならない人、気にしない人も沢山いるはずです。しかし、このシンプルなフレーズの「連打」こそが鬼門。基本的にドラムのバスドラムと同じフレーズであることが多いのです。

そうなると、「ベースがどういう音符を弾くべきか」が非常に重要になります。音符の弾き方、タイミング、音価(音の長さ)の処理の仕方一つで、楽曲のノリや雰囲気が大きく変わってくるからです。

おまけに同一弦での連打は、弦を変えて弾く場合に比べて難易度が上がります。以下の譜面のように弦を変えればとても弾きやすくなりますが、その理由は後ほど詳しく説明します。

 

続きは以下で

 

 

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最近は現場でもパッシブベースの使用がメインになっています。自身のバンドでも、最近はフェンダーのジャズベースを選択することが増えました。思い返せば時期によってパッシブとアクティブが入れ替わっているので、当時を振り返りながら、それぞれの違いによる演奏の考え方や、今抱いている演奏感について書いていきたいと思います。

アクティブとパッシブでは、弾く時のタッチはもちろん、出てくる音も違うため、頭の中に描く音像は全くの別物です。グルーヴの感じ方も変わってくるので、自分の中でも「モード」がかなり違うかもしれません。

福岡から上京した当初は、アクティブベースのアトリエZと、5弦はフォデラを使用していました。ただ、フォデラに関してはプリアンプの音が好みではなかったため、回路を取り払ってパッシブで使用していました。なので、実質的にはパッシブ扱いと言えるかもしれません。

その後すぐに、現在は手元にありませんが1965年製のキャンディアップルレッドのプレシジョンベースを、50万円ほどのローンで購入しました。翌年、仕事が回り始めた頃、ツアー先の広島でフェンダー・カスタムショップのジャズベースに出会います。特別なラインではなくチームビルドによる一本で、価格は30万円を切るくらいだったでしょうか。こちらももちろん、分割払いで購入しました(笑)。

珍しく出演となったMVに映っているジャズベースです。当時のレコーディングでもこのベースを使用して録音しました。

 

 

これらのベースが数年にわたりメインとして活躍しました。思い返せば、当時のタッチのコントロールや演奏の安定感は今とはかけ離れており、決して上手くいっていたとは言えません。そんな技術不足の状態で弾くパッシブベースは、かなり音の暴れたサウンドだったのではないかと今になって思います。当時からコンプレッサーやプリアンプは所有していましたが、積極的に活用することはありませんでした。当時はまだ、興味本位で機材を並べていたに過ぎなかったのです。

キャンディアップルレッドの1965年製プレシジョンベースの音はこちら。

 

続き↓

 

前回の記事でリクエストをいただいた、「サムアップの際、どれくらい爪が当たっているか?(深さや力加減など)」についてお答えします。

 

前回記事↓

 

今回は初めて「上からの角度」で撮影してみたのですが、自分自身のサムアップの感じをじっくり客観的に見られたのが、とても新鮮で面白かったです。

また、基礎練習用のフレーズを作成して譜面にも落とし込みました。これからサムアップに挑戦したい方はもちろん、「すでにやっているけれど、もっと向上させたい!」という方にも役立ててもらえる内容だと思います。

単にテクニックで見せつけるのではなく、「芯のあるしっかりとした音を出すこと」「アンサンブルで生きてくる音を出すこと」を何より大切にしています。

詳しくは動画で音と解説を。譜面もダウンロードできる様になっています。

 

 

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