コロナの影響により先の見通しが分かりませんが連日リハーサルは行っています。





日々スタジオに通い色々な機材を試すことができる環境に恵まれていますので、機材、音については日々もっと良くなるのでは?常にと思っています。
ころころ機材を変えるのでスタッフの方にとっては迷惑かもしれませんが。。

近年はイヤーモニターというイヤフォンを使ったモニター(ステージの上での音の確認手法)僕はCanal Worksというメーカーのイヤフォンを使ってます
イヤフォンについても物凄い量を購入して試してきました。これだけでいっぱい個人的な感想を書けそう。


耳型を採取してのモデルは結構お値段は張るので、誰でも使えるユニバーサルタイプだとこれがおすすめ。フルレンジのシングルドライバー、とてもバランスよく日頃音楽を聴くのも楽しくなると思います!もちろんモニター用にも^^



イヤモニにするとものすごく細部まで聞こえるんですよね。聞こえすぎて神経質になり思い切った演奏や勢いは無くなるというデメリットも。
後はアンプから出てくる音を聞いて練習をしてきたので指のタッチ感、ニュアンスなども違和感は感じます。
アンプは1m〜1.5m程度離れているので、耳の中で瞬間的に鳴るイヤモニ(色んな機器を経由しているので少しの遅れは存在してるでしょうが)とは全然聞こえ方が違うのも当然なんです。逆にアンプの音は離れている分ちょっと遅めに聞こえてくることや、空気を伝わってくるのでその空気感、広がり方聞いての演奏。これが自然で一番心地よいです。
ただイヤモニは音量を適度な音量に設定すればステージ内の爆音対策になります。これがかなりのメリット!やっぱりベーシストの立ち位置はドラムの横が多いので、結構キツイです(笑)打楽器はしょうがないですね。
日頃から一般の方に比べても音をたくさん聞いているので耳への負担は大きく、将来的に難聴の恐れや、突発性の恐れもかなりありますのでその辺はすごく注意してます。

機材の話から逸れましたが、イヤモニはよく聞こえる分、機材の特性も良く聞こえる為色々試したくなるわけです。そのイヤフォンから聞こえている音がお客さんに聞こえている音に近かったりも。これはP.Aとのコミュニケーションにもよるんですが、ベースの場合はお客さん向けのスピーカーからなっている音は、D.Iを介したラインの音が中心となることが多いと思います。これも人によるので何とも言えませんが、僕が今まで経験した中だとラインをメインに少しアンプを足す作り方が多いです。

となると、このラインの音が重要になってきて、D.Iのキャラクターが重要になってきます。元々この辺のことは大好きなので色々と拘って20年くらい。
今年になりもう一度原点に戻って、というわけではないですがD.Iのキャラクターを確認したいなと思ってサンプルを作りYou Tubeにあげました。調べても良い動画があまり見つからず、数も限られていたので自分で作ろう!と。作ってアップしておけばずっと残りますしね。



作ってみて思うことは、どれが良い!というのは無く本当に好みの問題。
個人個人の好みや感じ方は違うので、いわゆる人の良いという言葉をそのまま受け入れるより、まずは自分の耳!ここを大事にしないと自分の音のアップデートもうまくいかないかな。人が良いと言ってるから、ネットで良いと言われているからでは無く、自分で弾いて良い思えることが一番。その前段階で調べたり、人に聞いたりするのは良いけど。

実際に現場によってハマるD.Iは違うし、エンジニアさんの意見も違います。
個人的な理想は、E.Qをしなくてそのまま出してもO.K、そのまま出したくなるような音をエンジニアさんに送れればと思っています。
今回もそのようなコミュニケーションを取りつつ、機材の選択に悩む(嬉しい悩み)訳です。

長くなりましたが、また機材や音について、書いていきたいと思います。
演奏に関しては文字は難しいかな。。そうなるとYou Tubeでライブ配信か!?と思ったり。





本日の悲報は。。


コントラバス が乾燥により割れました。。
今の時期よくあることなんですが、悲しいですね😢