一度に沢山のD.Iで録音して、聞き比べた時の個人的な感想を簡潔に記しておきます。あくまでも個人的ですので、聞き比べはあくまでも自分の耳、そして感想、イメージを持つことが大切だと思います。そこには自分の楽器の種類や、セッティング、そこにたどり着くまでのケーブルや周辺機器とのバランスも重要だと思います。
逆に考えると、最終出口のD.Iの方向性が分かっていればその前段階の機材選びの楽にらるのではないかな?とも思います。




・BOSS DI-1 改めて使ってみてコスパの優れたD.I。とてもクリアなサウンド。音の密度といえばちょっと薄いけど流石BOSSと言った安定のクオリティー



・COUNTRYMAN TYPE85 レンジは広くないがしっかりと中域があるので力強く出てくれる



・DEMETER TUBE DIRECT 真空管搭載、太さもありつつ高域も結構伸びる感じ。他の真空管機に比べれば下は大人しめ

 

・KHAN Microphone Preamp 真空管搭載、音が太く下のレンジの充実感がすごい。ハイは大人しめ
これはちょっと違うシリーズ。MPは現在あまり出回ってないよう



・VINTAGE FACE M-DI 全体的にバランスの良い感じ。ちょっと固めのサウンド



・VINTAGE FACE MIENAI DI   上も下もしっかり出る感じ。特にハイは結構上の帯域まで出てる印象。使い勝手とコスパに優れた製品



・Millennia TD-1 真空管チャンネルを使用してるので、チューブらしい太さ、そしてその中にも上品なサウンド。音の塊存在感がしっかりとしている

・Neotenic Sound D.I.BOX パッシブ機なので全体的にレンジは大人しめ。特にハイは抑えられマイルドなのでソウル系、ジェマーソン的なニュアンスのサウンドで使いたい



・Neve RNDI DI BOX 下はそれほど出ないがミドル、ローミッド辺りに辺りの帯域が充実している



・Radial PRO DI パッシブ機、派手さはないがとてもバランスが良い。P.Aさんなどはすごく扱いやすいのでは?と思いました


・Radial J48  パッシブ機に比べレンジは明らかに広がる。広がった分中域の押しが物足りないかな。とてもクリアなサウンド



・Song Bird DIT-1 真空管搭載、太さもあり、ハイの艶もあり。色々な場面で使えそう。残念ながら現在は入手不可

・UNIVERSAL AUDIO SOLO610 真空管搭載、上から下までバランスよく出てる印象、太さ、艶もありつつ押し出し感もしっかりと。さすが名機

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134,200円
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