Love Situation ➐ ~ いちごVer. ~ | TRIP 嵐 妄想小説

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嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。



3回掛けた。

でも、呼び出し音が松潤の声に変わることはなかった。

飲んでる?

寝てる?

仕事してる!?

にしてもだよ?

これだけ掛けたら、何かあったのかと思って出てもよくねぇか?

メンバーからの電話は出ちゃうって言ってなかったか?

俺も一応メンバーなんだけど!

LINEもスタンプ爆押し!

チラッと顔だしスタンプから、激怒スタンプまで!

でも、うんともすんとも言わない。

既読すら着かない。

マジでなんかあった!?

仕事……だよな。

そうそう、仕事!

仕事で忙しくて出られないの!

いや、でもこの時間まで……?

あ、ありえるよ。

朝まで打ち合わせしてることなんかざらなんだから!

仕事なら仕方ない!

仕事と私、どっちが大事!?

なんて、めんどくさい女みたいなこと、言えない!

チラッとスマホを見る。

全く鳴る様子のないスマホ。

飲まされてグデングデンになってるのか?

一人で帰れないくらい。

で、イケメンに囲まれて……。

胸元のシャツとか肌蹴てて……。

可愛い松潤の寝顔見てたらムラムラと……。

寄ってたかって服を脱がせ……。

ダメダメ!

松潤の寝顔、破壊力抜群なんだぞ!

簡単にその気になるんだから!

見せるな!見せるなよ!

あ~、どうしよう。

マネージャーに電話するのは気が引けるしなぁ……。

翔君に電話しようかな。

翔君ならみんなのスケジュール把握してるし……。

仕事なら……仕方ない。

電話くらい出て欲しいけど……仕方ないって諦められる。

でも、そうじゃなかったら……。

やっぱり心配だ!

翔君に電話してみよ……。

スマホを開いてタップしようとして、光る画面に落としそうになる。

「うわわっ!」

かろうじて落とさなかったスマホを見ると……ニノ?

すぐにスマホを耳に当てる。

「もしもし。」

聞こえてくるのはちょっと疲れたニノの声。

「どしたの?」

「あんたのせいだからね。」

「何が?」

「相葉さん、ウチ来て絡んで大変なんだから!」

あ~、相葉ちゃん、家じゃなくニノんち行ったんだ。

「リ~ダ~っ。」

へべれけな相葉ちゃんの声が遠くから聞こえる。

「ちょっ、どこ触ってんの!邪魔っ!」

相当酔ってんな。

うち出る時は酔いも覚めてる風だったのに。

あれからだいぶ飲んだ?

「意地張っちゃダメだよ~~っ。」

鼻にかかった相葉ちゃんの声。

「あっち行けっ!」

スマホの向こうがガチャガチャして、ニノの溜め息が聞こえる。

「とにかく、俺にも言えってうるさくて。」

「言え?何を?」

「ちゃんと仲直りさせろって。」

ははは。

「こんなの、ほっとくのが一番なのに。」

ははははは。

ニノらし。

「ほんとにもう、二人とも意地っぱりで頑固だから。」

「そ、そんなことないよ。」

「本気で思ってる?」

「いえ……その通りです。」

最初に意地張っちゃったからな……。

それがそもそもの始まり。

日曜以外ムリ……なんて言わなきゃよかった。

「別れるなら別れるで……それもあり。」

えっ?

「そしたら私が慰めてあげてもいいですよ。」

「なぐ…さめるって……?」

「私なら……慰めてあげられると思いません?」

ニノの声が……ちょっと低くなったのは……気のせい?









潤サイド