Happiness (23) | TRIP 嵐 妄想小説

TRIP 嵐 妄想小説

嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。



水で濡れた服もほとんど乾いて、冷えた体も熱くなってきて。

外は気持ちいいけど、暑い。

とにかく暑くて、おにぎりを食べ終え、立ち上がる。

「そろそろ帰るか。シーツも乾いただろ?」

手を翳して空を見上げる。

カンカン照りの太陽。

40度越えてるんじゃね?

間違いなく体感温度は45度越えてる!

んふふ、45度なんて経験ないけど。

さっきまでは水に浸かってたから、気にならなかった!

「そうだね。」

ショウも立ち上がると、暑い風がTシャツをなびかせる。

風が吹いてもあちぃ。

でも、ショウは汗掻いてるのに爽やかに笑う。

さすがイケメン。

イケメンは暑苦しくちゃつとまらない!

「帰り、コンビニ寄ろ。」

「なんで?」

「暑くって!」

俺がTシャツをバサバサやって風を送り込むと、ショウが笑う。

「だから、家がいいって言ったのに。」

そうだよな。

こんな暑い日に外はなかった!

「でも外って、楽しいね。」

ショウの笑顔にドキッとして、暑いのにチューしたくなった自分にびっくりする。

ショウと一緒にいて、だんだん頭がイカれてきてるらしい。

いや、この暑さのせいか?



帰りにまたコンビニに寄ってアイスを買う。

コーンに乗ったデカいのと、カップに入ったチョコ味。

ショウは好き嫌いあるみたいだからな?

好きな方を選ばせてやるよ。

って、俺の好きなやつ2つ買ったから、選べないだけだけど。

家に帰ってすぐ蒲団をしまう。

夕方まで干してたら暑くて夜、寝られない!

部屋の中もムッとしてたから、すぐにエアコン付けていつもの席にドッカと座る。

「はぁ、あちぃ。」

このためのアイス!

ビニール袋から出したアイスをテーブルの上に並べる。

アイスの周りが白くなって、ちょっと汗もかいてる。

「どっちがい?」

ショウが隣に座る。

暑いのにくっついて。

汗ばんだ腕が俺の腕にくっつく。

一瞬ヒヤッとした腕が、また熱くなる。

くっついたのと逆の腕をカップに伸ばすショウ。

「これ。」

木のさじをショウの方へ飛ばす。

それを不思議そうに見るショウが可愛い。

「使い方、わかんなかったらスプーン持って来な。」

「そうじゃなくてさ……どっちで食べる?」

持つ方と食べる方?

……確かにちょっと見、わかんないかも。

「どっちでもいいよ。食えりゃ同じ!」

そんなもん?って首を傾げたショウがカップの蓋を開ける。

周りが溶けかけてる。

俺も急いでベリベリと包装を開ける。

アイスの周りのチョコが溶けて、周りの包装にくっついてる。

あ~、もったいない!

チョコが旨いのに!

「やべっ。」

チョコに気がいってるうちに溶けかけたアイスが垂れて来る。

舌 を出してコーンの方から 舐 め上げると、

まだ残ってるチョコが、バニラと混ざってグルっと模様になる。

「あ、こっちも!」

ショウが反対側を 舐 め上げる。

ピンクの 舌 がペロンと 舐 め上げる様は何て言うか…… エ ロ い。

そんなことを思っている内に、こっちも垂れて来た!

「今度はこっち!」

手前と向こうで垂れて来てる。

ショウの 舌 が向こうを 舐 め、俺がこっちを 舐 める。

舌 で押し合われたアイスは、また違うところを溢れさせ……。

「あ、また!」

「こっちだ!」

大きかったアイスが見る見る小さくなっていく。

それでも溢れるアイスは止まらない。

いつの間にか、手はベトベト。

服に垂れないようにするので精一杯。

コーンに垂れたのも 舐 めようとしたショウの 舌 が、指先を掠める。

ショウの 舌 に着いた白いアイス。

「智、そっち!」

「お、おぅ。」

見惚れてたら垂れて来た!

とにかく、舐 め切るのが先!

小さくなったアイスを向こうとこっちで 舐 め続ける。

垂らさないよう、横に 舐 めたら、ショウの 舌 先 に触れた。

ショウもアイスをこそげ取ろうとして、俺のとぶつかる。

ぶつかった 舌 が、アイスと一緒にもつれる。

甘くベトベトしたそれは、いや応なく俺の 性 欲 を刺激する。

気付けば……手もハーフパンツもアイスで汚れ……。

夢中になってショウと キ ス してた。

ショウの キ ス はどんどん上手くなる。

甘く柔らかく気持ちいい。

息遣いも、絡まり方も、唇 の感触も。

アイスのせいで、お互いのベトベトを 舐 めとる行為が優しい。

手に持ったままのアイスを、外した包装の上に置く。

エアコンがやっと利いて来たのに……どんどん熱くなる俺。

こんなベタベタな手で……ショウに触ってもいい?

ピタッと貼りついて……離せなくなりそうだけど。