ボーイフレンド(腐) | TRIP 嵐 妄想小説

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嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。

 
 
♣6 凪さん

そわそわがドキドキに変わり。
ドキドキがイライラに変わり。
そうして居てもたっても居られず。

こうして翔君ちの前にいる。

俺ばっかりこんなそわそわドキドキイライラしてるのは割にあわない!
同じグループなんだから、一蓮托生!
翔君にもこの気持ちを共有してもらいたい!
ってか・・・共有しろ!

そわそわドキドキイライラ!
居てもたっても居られない、この落ち着かなさ!
味わってみやがれ!


ピンポンダッシュにはたった一つだけルールがある。
ピンポンを押したのが俺だとバレてはいけない。
そのためには、ピンポンする前の計画が重要だ。
逃走経路の確保。
ピンポンダッシュの計画の肝はこれだ!


エレベーターはあっちだから・・・
いや、待て。
エレベーターはボタンを押して、来るまで待たなきゃいけない。
すぐに立ち去りたいときには向かない。
じゃあ、階段か?
でも、このマンションの階段は非常用のものしかない。
非常階段に出るための扉は常にロックされている。
開けたら、非常ベルが鳴る、と扉に書いてあった気がする。
と、すると、逃走には非常階段も使えない。

じゃあ、ピンポンを押してから翔君ちの玄関からの死角に身を潜める。
頃合いを見て、逃走する。
もしくは、エレベーターを呼ぶボタンを押しておいて。
ピンポンを押す。
これはタイミングがすべて!
しかも運にもよる!

どの方法がいいか?
翔君ちの玄関の前でウロウロ。
死角を求めてウロウロ。
エレベーターのボタンを押して、上がってくるまでの時間を計り。
玄関からの死角へのダッシュのリハ。
どの方法がいいか?
決定的な計画を決められない。

エレベーターが動く音がした。
誰か来る?
もしかして・・翔君?まずい!
慌てて隠れる場所を探す。
翔君ちの前からエレベーターの前を通過して、さらに曲がったところ。
角に身を潜める。
様子を窺うと・・・エレベーターはこの階までは来なかったようだ。
早いとこ実行しないと!
翔君ちの前に戻った。

もう、こうなったら勢いしかない!
えい!
ピン、ポーン。
緊張してるからか?大きな音に感じた。

えっと・・・死角はこっちっ!


「智君、何してんの?」

走りだしたその時、聞き慣れた声が聴こえて・・・
カキン、と体が固まった・・・気がした。


「え・・・翔君?あ・・おかえり・・・仕事帰り?
えっと・・その・・・お疲れさま」

「あぁ、ありがとう。
でも、そんなに疲れるような仕事じゃなかったから。
インターフォン押してすぐいなくなろうとするなんて・・
子どものピンポンダッシュみたいだよね?」

「え!?いや、あの・・その・・・翔君と共有を・・・」

「共有?ピンポンダッシュで?
何わけわかんないこと言ってるんですか?
ピンポンダッシュなんて、子どものイタズラ。
そんないい大人になってからするなんて。
一般常識に欠けますね。
そういう人間、ちょっと理解に苦しみます。
ハッキリ言って、この先の付き合いも考えますね」


翔君は冷たく、そう言い残すと、自分の部屋に入って行った。
ガチャとかけられた鍵は俺への拒絶を表してて。
翔君への扉は永遠に閉ざされた。

え?まさかピンポンダッシュごときで、そんな言われようするとは・・
翔君の冷たい目と口調がなぜかチクチクと突き刺さる。
その突き刺さりようと来たら・・・・
そわそわドキドキイライラなんて目じゃないくらい!

感じはじめたら・・・だんだんレベルアップしていくような気がする。
チクチクがグサグサになって、グラングランする。
こんなに突き刺さるのは・・・もしかして・・・
相手が翔君だから???
もしかして・・もしかすると・・・俺・・
翔君のこと・・好きだったのか?
え?ちょっと待て。
ちょっと落ち着こう・・・・・・・ダメだ!落ち着けない!
翔君が・・・翔君と・・・翔君に・・・翔君で・・・
翔君が頭の中でぐるぐるしてる。

あぁ、もうダメだ!




お願いします!
翔君・・・・戻ってきてーーーー!

 

 

 

 
 

 

 

 

 The end

 

 智は幸せになれなかったようです

 最初からやり直しますか?

 

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          Writing by   Special Thanks!