Sunshine (25) ピーマンの肉詰め | TRIP 嵐 妄想小説

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嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。



「そっか。無事おうちに帰ったんだね。」

「うん。」

マー君が、長い足を投げ出して手を後ろに付く。

庭の真ん中では虎次郎が昼寝してる。

マー君、今日はお休みなんだって。

お休みにわざわざノアの心配して来てくれた。

しかも、おいらの話を信じてくれるマー君。

いつも優しいマー君は、虎次郎にもわかるのかな?

虎次郎も、マー君がいても変わらない。

んふふ。

マー君は動物にも愛されてる!

昔から……。

「そう言えばさ、小学生の頃、二人でカッパに会ったよね。」

おいらが言うと、マー君がまあるい目をまん丸にしておいらを見る。

「会った会った!誰も信じてくれなかったけど。」

「カッパって動物なのかなぁ?」

「妖怪なんじゃないの?」

「妖怪って動物?」

おいらは二人の間に置いたマグカップを取り上げ、一口飲む。

「どうだろ?でも、思ったより人間ぽかったよね?」

「人間ぽかった~。」

「見た目もさ、あんまり妖怪っぽくなくて。」

「うんうん。」

「その話した時のショウちゃんの顔っ!」

「カズもすっごく見たがって!」

「そうそう!でも、ジュン君だって見たかったんだよ?

 あの後、一緒に沼に行ったじゃん。」

「そうだったっけ?」

「そうだよ~。」

虎次郎がたまに片目を開け、うるさそうに顔を背けるのを見ながら、

おいら達は一頻り昔話に花を咲かせた。

帰り際、庭のハーブを少しお土産にして渡すと、マー君がにっこり笑う。

「よかった。元気そうで。」

「なんで?……あ、ショウ君?」

マー君が意味深に笑う。

「おいらが落ち込んでるかもしれないから、話し相手になってあげてって言われた?」

「まぁ、そんな感じ。でも、話した感じだと、落ちてるのはショウちゃんの方だと思うけど。

 昔っから、そういうのに一番敏感なの、意外とショウちゃんじゃん。」

うん。そうかも。

転校しちゃう友達とか、卒業式とか、一番目が潤むのはショウ君。

だから、おいらを心配してくれたんだね。

「言う必要はないと思うけど、ちゃんとフォローしてあげて。」

「うん。今日の夕飯はピーマンの肉詰めにしてあげる!」

「くふふ。ショウちゃん、それだけで大喜びだよ。」

「んふふ。」

「でももし……。」

「ん~?」

「もし、それでも寂しそうだったら、風間のところにも可愛い子がいっぱいいるから。」

「うん。ありがと。」

「サトシも……さびしくなったら、ウチの子達も待ってるから!」

「ぅふふ。おいらはいつでも会いたいよ、サトシ君にもショウ君にも!」

「言っとく!連れて来いってうるさそうだけど。」

マー君は笑ってバイバイと手を振った。

マー君がいなくなった玄関で、鍵を締めながら考える。

ショウ君……あんなに可愛がってたもんね。

夜も我慢しちゃうくらい……。

おいらで……慰めてあげられるかな?



「ん、んぁ、あ、あぁんっ……ショ…くっ……。」

「まだだよ……まだ入れてあげない……。」

ショウ君の 舌 がおいらの 耳 たぶを 甘 噛 みする。

唾 液 の音が 鼓 膜 を直に 刺 激 して……ズクッと腹の奥が 疼 く。

ショウ君の指は足の付け根をまさぐって、

もう片手でおいらを抱きしめ、指先が、くすぐったいくらい優しく 胸 の上をなぞる。

「ぁあっ……ダメ、待てない。」

「焦れるサトシが可愛いから……まだまだ……。」

「も、もぅ……待て……ぁあっ!」

ショウ君の指が 胸 を 摘 まんで、キュゥッと腹の奥が縮こまる。

それと同時に体を 捩 って、ショウ君の腕から離れようとするけど、

ショウ君の腕はおいらを逃してはくれない。

「ショ、ショウ君は?ショウ君は入れたくないの?」

おいらが見上げると、困ったように眉をしかめる。

「俺は……まだ大丈夫。ピーマンの肉詰め食ったから。」

肉詰めなんて作らなきゃよかった!

「いじ…わる……。」

「可愛くて、意地悪したくなるんだよ……。」

そんなこと言われても……。

ショウ君の 指 がおいらの後ろを分け入ってくる。

「あぁ……。」

「十分 解 れてるね……。指 じゃ、満足できない?」

指 じゃない。

おいらの欲しいのは……。

指 先 が、おいらのいいとこを強く押す。

「あっぁあっ……。」

仰 け 反 る背中にショウ君のクスクス笑いが伝わってくる。

「もっともっと欲しがって?

 もっともっと……俺を求めてよ。」

求めてるよ。

もう十分!

これ以上ないってくらい!

「ずっと俺の手の中で……悶 えて 喘 いで……華を咲かせて……。」

ショウ君……?

やっぱり寂しい……の?

おいらはショウ君の 指 に 擦 りつけるように 腰 を 振 る。

「……サトシ……?」

「おいらはいつだって、悶 えてるよ。

 ショウ君が意地悪だから。」

「サト……。」

ショウ君の困った瞳がおいらを見つめる。

大きな綺麗な瞳がユラユラ揺れる。

「……ショウ君の腕の中だけで……。」

「サトシ……。」

「おいらは……どこへも行かないから……。」

言い終わるか終わらないかで、ショウ君の 唇 が降って来る。

激しい 舌 使 いが、またズクッとおいらを 疼 かせる。

舌 先 が 上 顎 をくすぐると、このままイッちゃいそうなほど、腹の奥がキュンとする。

指 が 激しく 攻 めたてる。

舌 が力強くおいらの中に入って来る。

おいらを確かめるように、ショウ君の体がおいらを包む。

大丈夫。

おいらはどこへも行かないよ。

行けって言われても離れられない。

太陽がないと育たない庭の植物のように、

おいらもショウ君がいなかったら、何も育たない。

でも……。

「ぁあ、ショ、お願いっ、入れて……。」

そろそろ本当に限界。

指だけじゃ……。

「仕方ないなぁサトシは。」

ショウ君はそう言って、横向きのまま、おいらの 中 に入って来る。

「ぁあっ、ショウっ。」

おいらの体もショウ君と同じ横向きで、体中余すところなくくっつくと、

圧 迫 感 が増して、蠕 動 (ぜんどう)を繰り返すのがわかる。

「ぁあ、くっ……そんなに……欲しかったの?」

おいらは、うんうんとうなずく。

「そっか、ごめんね……。」

ショウ君の 唇 が、おいらの髪を撫でる。

でも……全然動いてくれないショウ君。

入れたまんまで動く素振りもない。

「ショウ君……?」

ショウ君がニヤッと笑う。

「もう少し……可愛いサトシが見たい。」

え?どういうこと?

「腕の中で、焦れて 身 悶 えるサトシ……最高に可愛い。」

ショウ君!

知らなかった!

ショウ君、寂しくなると意地悪度が増すなんて!

「意地悪っ!」

「ふふふ。ベッドの中でのサトシの口癖だね。」

言わせてるのはショウ君だから!

「俺の口癖は……愛してると可愛い……。」

ショウ君の 唇 が肩口を滑って……。

おいらがビクッとなると、おいらの中のショウ君がさらに 固 くなる。

ああ……。

ショウ君は意地悪だけど……。

でも、それでも……。

最高にいい男!なんだから!

「ずる…い……。」

「あぁ、それもサトシの口癖だね……。」

ショウ君の 唇 が、背中を下り始める。

おいらの中の角度が変わって……。

「ぁあっ。ショ、も、ダメ、お願いっ!」

押し付けられて、ブルッと震える。

おいら……意地悪でずるいショウ君でも……。

ううん、だから!

一生離れられない!

でも……おいらの口癖、たぶん違う……。

意地悪もずるいも言うけど、もっと言う言葉が……。

もっと毎回言う言葉…………。

 

…………。

明日も……ピーマンの肉詰めにしよう……かな……?