フリーランス・ディレクター(映像演出)としての仕事を始めて、何だかんだで25年。
今まで いろんなジャンルのものを撮ってきたはずだが「警察官が主役の映像作品」は、たった一本しか撮っていません。
しかもソレ、警視庁からご依頼いただいた “ 警視庁そのもののPR映画 ” なので、当然ながら登場人物のほとんどが本物のお巡りさんや刑事さんだというね(笑)
ポリスストーリーは好きだが、不思議なことに縁がないんです。
・・・コソコソッと準備している次回作は、これが人生 最初で最後になると寂しいなァと思いつつの「女性刑事が主役のサスペンス物」でございます(^^ゞ
思い返すと脚本は随分前に書き始めて、ハイ書き終わった!・・・となったハズなんだけど、読み返していると気になる箇所があっちこっち出てきて修正を繰り返し、最近になって ようやく納得できる決定稿が完成。
出演予定の皆さんに順次発送中。
脚本ちゅうのはペラ(200字詰め原稿用紙1枚)が約30秒の映像にまとまるように書くのが常識で、予算のあるドラマや映画などは「シナリオプリント」に発注して、そのフォーマットでレイアウト、印刷したものを製本して作ってもらうのですが、予算がビミョ~な作品(笑)や個人製作ではそうもいかないので、たいてい原稿のプリントアウトのホッチキス留めで済ませてしまいます。
僕はそれがイヤなので・・・(笑)
両面コピーしたものを自分で簡単に製本して配ることにしています。
僕は役者やスタッフが読みやすいように、そして何かあったら余白にメモ書きしやすいように考えた独自のフォーマットでまとめるので、ペラ30秒換算が崩れてしまい、ページ数が多くなるのが常なのですが、だんだんこれが定着してきて、今では仕事先でも「あ、了解です。また宮本スタイルの台本ですね」と言われてしまう(笑)
今回も「宮本スタイル」です(^^ゞ
現在進行形の作品『消滅戦街道』もあるし、日本/ネパール合作映画の作業もあるし、企業PR作品の仕事もあるし、やがて書籍の原稿執筆の仕事も入ってきますが・・・ボチボチと水面下で準備を進めております。
やっぱ、俺は焦って作っちゃダメだね。
急がば回れを痛感する今日この頃・・・ (^^ゞ