「映画甲子園(eigakoushien worldcup2014)」 セミナー開催の告知 | Handmade Movie Maker ( 『手づくり活動屋 本舗』 別館 )

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趣味も仕事も映像製作全般に携わっている男の小部屋です。
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【映画甲子園・事務局 告知文より】


7月27日(日)のNPO法人映画甲子園主催~特撮セミナー~では、特撮監督の宮本氏独特の「特撮」という切り口から、映画制作のセオリーを学ぶことができます。

当日セミナーは、高校生、及び、映画部等の顧問の先生方のご参加をお待ちしております。


なお、当日、使用予定のレジュメをサイトにて公開いたします。

(ご参加予定のない方も、映画作りの参考になるかと思いますので、是非、ご覧ください)



●当日の予定と講師紹介

http://www.eigakoushien.com/seminor_0727.php



●当日使用予定のメニュー(レジュメ)

http://www.eigakoushien.com/img /eigakoushienworldcup_seminor_shiryou.pdf


場所 東京グリーンホテル後楽園  東京都文京区後楽園1-1-3 1F CAFEスペース
日時 2014年7月27日(日)13時00分~18時 ※懇親会を含む。(開場は12:30)
参加資格 現役高校生、及び、映画部等の顧問の先生
参加費 無料
持参物 特にありません。
参加人数 先着30名












―――― 今まで、のほほ~んと過ごしてきて、たいしたこともやってこなかったと思える、映像職人生活も25年以上。

ついに、若い人達に「教える立場」の年齢になっちゃったか……と思うと、個人的に感慨深いものがあります。


数年前にも、東京情報大学の教授に招かれて、学生さん相手に5日間、計10コマの特別講義を担当させて頂いたことがありましたが……


http://tep-motionpictures.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-074e.html



僕がいちばん感じたのは、こうして若い人達と触れあうと、こちらまで元気がもらえるということです。




ここ10年で、映像製作の方法は劇的に変化しました。


フィルムからビデオ、それもデジタル、そしてHDへ……。


ちょっと前まで、HDで撮影するとなると機材と技術が大変で、これほど厄介なものはない!と思ったものですが、今じゃ街のカメラ屋さん、電機屋さんでも手軽にHDで撮影出来る小型カメラが安くで買える。


それに編集も、以前はテープによる編集で、仕上げは専門の編集スタジオに入って作業しなければならなかったのに、今や各種の便利な編集ソフトが出回っているので、自宅にPCがあれば、頑張って凝った映像が作れたり、複雑な編集ができる……。





―――― でもネ、いくら機械が進歩して、便利で手軽になったとしても、人の心を打つストーリー(脚本)を考えるのは人間、現場で機械を操作して、多くの人々に喜ばれたり驚かしたり感動させたりする映像を撮るのも人間……その「人間の知恵の塊」「手作りの大切さがもっとも前面に出る」のが……「特撮」なんです。


「特撮」は、なにもウルトラマンやゴジラ、戦隊ヒーロー物を撮るためだけに生まれて進歩してきた技術じゃない。


その他の、ラブストーリー、推理物、シリアスアクション物、コメディ……ありとあらゆるジャンルの映画で使われているのが「特撮」なんです。


「特撮の基礎」を知っていれば、どんなジャンルの映画も、ちょっとした工夫でつくることができるんだ。


それは、高校生にだってできる。


そのためには、友達と意見を出し合って、アイデアを練って、根気よくつくっていく……チームワークと創意工夫が大切なんだ……そんなことをわかってもらえるセミナーになれば、成功だと思っています。



それに……なんせ僕みたいのがやるセミナーだから、決して堅苦しいものではありません。


“基本的なものの準備はコッチでしといて、それに基本的な説明はしてあげるから、あとはみんなで遊ぼうぜ!”


……これが、僕の基本コンセプトです。


このセミナーを通して、若い人達に僕の知っている限りのことをお伝えして、そして僕自身も若い人達からパワーをもらいたいと思っています。


7月27日 開催です。


宜しくお願いします。