今回は『大國魂神社』へ参拝してきました。
大國魂神社は東京都府中市に鎮座されます神社です。定期的に訪れる大好きな神社です。
改めまして大國魂神社の御祭神は大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)です。
武蔵国の守り神としてお祀りした神社です。
大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)は、出雲の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)と御同神なんですね。
武蔵国を開かれて、人々に衣食住の道を教えられ、医療法やまじないの術も授けられた神様です。
福神又は縁結び、厄除け・厄払いの神として著名な神様です。
京王線府中駅から馬場大門欅並木(ばばだいもんけやきなみき)を歩いて、大鳥居(おおとりい)から参道を進みます。
いろんな神社を参拝しながら、毎回手水舎の場所を考えていました。
大國魂神社の手水舎は参道を進むと随神門(ずいじんもん)の手前の右側にあるので、参道は右側を歩くようになりました。
神様の通り道である参道の真ん中を歩く事を避けると、どうしても右側通行なのか左側通行なのかは気になってしまって。
見事な随神門(ずいじんもん)には随神像が納められています。
「豊磐間戸命(とよいわまどのみこと)」「櫛磐間戸命(くしいわまとのみこと)」という門の神様です。
中雀門(ちゅうじゃくもん)の手前には、茅の輪くぐりが設置されていました。
茅の輪神事として茅の輪のくぐり方が紹介されていたので、左右左と3回くぐりました。
中雀門(ちゅうじゃくもん)から拝殿(はいでん)へ。
今回も無事にお参りに来れた感謝の気持ちを伝えました
そして拝殿の左側へ進むと、水神社(みずじんじゃ)が鎮座されます。
御祭神は水波能売命(みづはのめのみこと)加茂別雷命(かもわきいかづちのみこと)玉依姫命(たまよりひめのみこと)加茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)です。
深井戸を利用して、地下水を竜頭口より流しているんですね。
更に奥へ進むと、松尾神社(まつおじんじゃ)が鎮座されます。
御祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)です。
大山咋命(おおやまくいのみこと)は醸造の守護神であり、開拓の粗神として御神徳の高い神様なんです。
そして更に奥へ進むと、巽神社(たつみじんじゃ)は鎮座されます。
御祭神は市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)です。七福神の1人である弁財天と同一神なんですね。
そして本殿の真裏の御神木にも毎回訪れてご挨拶しています。根元には蜷貝が生息していて、手を合わせると産後の肥立ちが良くなると言われている大國魂神社の七不思議のひとつである大銀杏です。
大國魂神社には長年参拝に伺っていますが、何年か前に倒木してしまったと記憶しています。再生を拝見する事で元気をいただいています。
本殿の裏をそのまま進むと、御神馬舎(しんめしゃ)があります。神様がお乗りになる神馬なんですね。
そして更に進むと東照宮(とうしょうぐう)が鎮座されます。
御祭神は徳川家康公(とくがわいえやすこう)です。
日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)が有名ですが、個人的には久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)が馴染みが深いです。
そして本殿の裏を1周進んでくると、住吉神社・大鷲神社(すみよしじんじゃ・おおとりじんじゃ)が鎮座されます。
住吉神社(すみよしじんじゃ)の御祭神は、表筒男命(うはづつおのみこと)、中筒男命(なかづつおのみこと)、底筒男命(そこづつおのみこと)です。海上守護の神様、除災招福の神様です。
大鷲神社(おおとりじんじゃ)の御祭神は、大鷲大神(おおとりのおおかみ)です。開運の神様・商売繁盛の神様です。
最後に人形流し(ひとがたながし)というお祓いをしました。
人形流し(ひとがたながし)は厄や穢れを人形に移して水に流すことにより取り除くための儀式で、人形(ひとがた)に名前を書いて写真の小川に流しました。
人形(ひとがた)は流れながら溶けていきました。
境内を後にして、今回も参道の宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)に参拝しました。
御祭神は天鈿女命(あめのうづめのみこと)です。天岩屋(あまのいわと)から天照大御神(あまてらずおおみかみ)を誘い出した、演芸の神様であり安産の神様です。
出雲の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)と御同神である大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)は、国津神(くにつかみ)の代表的な神で国津神(くにつかみ)の主宰神とされます。大國魂神社は事ある毎に訪れています。
今回も気持ちのいい参拝ができました。そして無事に帰宅できてブログに記録しています。この感謝の気持ちを伝える為に、またお礼に参ります