今回は『東中野熊野神社』へ参拝してきました。

東中野熊野神社は東京都八王子市東中野に鎮座されます神社です。

 

鳥居にも境内にも"熊野神社"と記載されていましたが、今回のブログではGoogleマップの案内を参考に"東中野熊野神社"としました。

参拝に伺う前にあらかじめ予習はしているのですが、はっきり御祭神は分かりませんでした。境内に案内があるといいなと思いながら行ったのですが、御神木の案内しか発見できました。

 

熊野神社は全国にありますが、総本宮は和歌山県の熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の熊野三山ではないでしょうか。

テレビ番組『ごりやくさん』では熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社で熊野三山と紹介されていました。

 

仏の慈悲をたずさえた熊野権現と呼ばれる『三柱の神』が鎮まると語られていたのが印象的でした。

熊野本宮大社の主祭神は家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)で、日本神話の素戔嗚尊(すさのおのみこと)と同じ神様だと言われていました。

 

そして熊野速玉大社の主祭神は、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神だそうです。このご夫婦の神様は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉册尊(いざなみのみこと)なんだそうです。

熊野那智大社の主祭神は、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)です。熊野夫須美大神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)なんだそうですね。

 

そして熊野権現(くまのごんげん)とは熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社である熊野三山に祀られる神々の総称だそうです。

熊野権現(くまのごんげん)の権現(ごんげん)とは仏教の言葉ですから、神仏習合の御社(おやしろ)なんですね。

 

そしてそれぞれの本地仏(ほんじぶつ)は、熊野本宮大社が阿弥陀如来(あみだにょらい)、熊野速玉大社は薬師如来(やくしにょらい)、熊野那智大社は千手観音(せんじゅかんのん)なんだそうです。

今回も無事にお参りに来れた感謝の気持ちを伝えましたキラキラ

 

東中野熊野神社の正確な御由緒や御祭神は分からないのがもどかしいです。

東中野熊野神社も神仏習合の神社だからなのか、鳥居のデザインは両部鳥居(りょうぶとりい)で朱色でした。

 

本殿の左側には”寄せ宮”と摂社末社が祀られていました。

東中野熊野神社は真正面の大きな銀杏の御神木が印象的です。

 

両部鳥居(りょうぶとりい)で一礼して進むと参道の正面に立っているのです。

鳥居から本殿までの参道が御神木を避けて曲がっているのが非常に印象的でした。

 

そして境内のすぐ外にはお地蔵さんが並んでいます。

お地蔵さんは地蔵菩薩ですから、熊野信仰の神仏の習合を強く感じました。神仏習合がとても奥が深いと感じました。勉強したいです。

 

今回も気持ちのいい参拝ができました。そして無事に帰宅できてブログに記録しています。この感謝の気持ちを伝える為に、またお礼に参ります乙女のトキメキ