今回は『高幡不動尊』へ参拝してきました。

高幡不動尊は東京都日野市にある寺院です。

 

真言宗智山派別格本山、高幡山明王院金剛寺というそうです。

京王線多摩都市モノレール高幡不動駅から徒歩5分程度です。

 

参道である商店街を歩きながらも、とても立派な仁王門を見れました。

仁王門から入り、左側に手水舎で右側に宝輪閣(お札所)です。

 

そして正面に常香炉(じょうこうろ)、その奥に不動堂の見事なレイアウトに感激です。

手水舎には柄杓はなく、コロナ対策がなされていました。

 

そして右手の宝輪閣(お札所)では護摩修行の受付所があるそうです。

この2階から節分会の豆まきが行われます。タレントの方を何度か見ました。

 

常香炉(じょうこうろ)の煙はお線香の煙なのですが、どうしても無視して通り過ぎる事ができません。

身体の悪い部分がよくなるって、みんな思ってますよねアセアセ

 

高幡不動尊金剛寺の御本尊は不動明王(ふどうみょうおう)です。

今回も無事にお参りに来れた感謝の気持ちを伝えましたキラキラ

 

不動明王(ふどうみょうおう)は大日如来(だいにちにょらい)の化身とも言われ、五大明王の中心となる明王でもあるそうです。

仏法の障害となるものに対しては怒りを持って屈服させ、仏道の妨げになるよこしまな心を断つために、勇ましい出で立ちをしています。

 

明王(みょうおう)とは、仏教の教えに従わない者たちを教化する仏であり、大日如来(だいにちにょらい)の命を受けて仏教に帰依しない民衆を帰依させようとする役割を担っているそうですよ。

高幡不動尊はなんといっても五重塔が特徴的です。


満5年の歳月をかけて竣工した五重塔は塔高39.8mで総高45mもあるそうです。平安初期の様式を模した美しい塔です。

奥殿(寺宝展)は千年ぶりの修復を終えた丈六不動三尊像を中心にたくさんの文化財を収蔵・展示する為の御堂で1階が展示室、2階が収蔵庫になっているそうです。

 

奥殿(寺宝展)の奥には上杉憲顕の墳があり、五重塔の裏の方に引き返します。階段を登ると狛犬がいます。左側には手水舎もありました。その階段を登りきる前に右手に修行大師像がありました。弘法大師像です。

 

その奥には朱色の鳥居が。稲荷社です。

稲荷社へのお参りを終えて階段を登り切ると虚空蔵院(こくぞういん)です。

虚空蔵院(こくぞういん)の虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)は無限の知恵と慈悲をもった菩薩です。
その右隣には大師堂です。真言宗の開祖空海(弘法大師)をお祀りしています。大師堂の下には「お砂ぶみ石」があって、弘法大師四国八十八カ所霊場の砂が納められているそうです。
 
この砂で「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と唱えてお参りすると四国巡礼をした事と同じご利益があるそうですよ。
そしてさらに右隣には聖天堂(しょうでんどう)があります。たぶん「でんどう」と濁点だと思います。
 
聖天さまは歓歓天(かんぎてん)とも呼ばれ、象頭人身(ぞうとうじんしん)の 男女二神(にしん)が抱擁しているお姿。夫婦圓満・恋愛成就の神として又事業反映(じぎょうはんえい)・商売繁盛(しょうばいはんじょう)の神として信仰(しんこう)を集めているそうです。
そしてさらに奥には金剛寺大日堂です。大日堂は高幡山の総本山で土方歳三の位牌もここに納められているそうです。堂内には平安時代に造られた大日如来像が安置されているそうです。

高幡不動尊の御本尊は不動明王だと思うのですが、Wikipediaでは金剛寺のページで御本尊は大日如来と説明されています。不動堂では不動明王、大日堂では大日如来なのでしょうか。

高幡不動尊は新選組の副長である土方歳三の像が印象的ですね。高幡山金剛寺は土方歳三の菩提寺なんですね。

 

今回も気持ちのいい参拝ができました。そして無事に帰宅できてブログに記録しています。この感謝の気持ちを伝える為に、またお礼に参ります乙女のトキメキ