今回は『深大寺』へ参拝してきました。
深大寺は東京都調布市深大寺元町にある仏教寺院です。
深大寺といえば個人的には深大寺そばと湧水(ゆうすい)です。ですが水木しげるさんゆかりの地としても有名なんだそうですね。
水木さんの出身地は鳥取県ですが、調布市に家を建て50年近く住まわれたそうです。
鬼太郎茶屋と並んでお蕎麦屋さんのお店も並びます。
深大寺そばが有名な由来は、江戸時代に土地が米の生産に向かなかったため、小作人が蕎麦を作って蕎麦粉を深大寺に献上したそうです。
それを深大寺側が蕎麦として打ち、来客をもてなしたのが始まりといわれているそうです。香川県のうどんも同じような、土地柄の理由を聞いたような。
山門には浮岳山(ふがくさん)と書かれているようです。
深大寺とは、天台宗 別格本山 浮岳山(ふがくさん)昌楽院(しょうらくいん)深大寺と称するそうです。
山門をくぐると正面に本堂が見えます。
その手前に常香炉(じょうこうろ)です。
深大寺本堂御本尊は宝冠阿弥陀如来(ほうかんあみだにょらい)です。
阿弥陀如来は関東では高徳院の「鎌倉の大仏」が有名です。
深大寺の御本尊である宝冠阿弥陀如来も国宝です。今回も無事にお参りに来れました感謝の気持ちを伝えました
本堂にお参りした後で気付いてしまいましたが井戸がありました。
閼伽堂(あかどう)という深大寺の井戸なのだそうですが、手水舎のようにお参りの前に手を清める場所だったのでしょうか。
お参りの順路が分からなかったので、そのまま左側へ向かいました。
池を右手御見て釈迦堂(しゃかどう)へ。
国宝である銅造釈迦如来像(どうぞうしゃかにょらいぞう)白鳳仏(はくほうぶつ)が安置されていました。
そして元三大師堂(がんざんだいしどう)へお参り。
元三大師(がんざんだいし)は比叡山(ひえいざん)の高僧(こうそう)で、良源(りょうげん)だそうです。
1月3日が命日である事から、今日では「元三大師」という名で親しまれるようになったそうです。
おみくじの起源をつくったのも元三大師なんだそうです。神社からではなかったんですね。
都立神代植物公園や深大寺そばにも興味をそそられながらも、深沙堂(じんじゃどう)へ向かいました。
深大寺という名前は、水神(すいじん)である深沙大王(じんじゃだいおう)に由来するそうです。
奈良時代の天平5年に、満功上人(まんくうしょうにん)によって開山されたそうです。
深沙大王(じんじゃだいおう)は仏教の守護神なんですね。『大般若経』を守護する十六善神の一つで、観音菩薩(かんのんぼさつ)または多聞天(たもんてん)の化身であるとされるそうです。
深沙堂(じんじゃどう)の参道にある福徳尊(ふくとくそん)。『大黒天・恵比寿尊』や『龍虎』の大石像が祀られていました。
今回も気持ちのいい参拝ができました。そして無事に帰宅できてブログに記録しています。この感謝の気持ちを伝える為に、またお礼に参ります