コルグTR-Rackは1UサイズでラックへマウントするTRINITYシリーズ、1995年発売の音源モジュールでした。とても良い音で、当時とても気に入っていました。
音源モジュールは自分にとってとても魅力的でした。鍵盤のあるシンセの廉価版とも考えられ、音源部分だけを少し安く手に入れられるのが、お金のない自分には良かったです![]()
狭い部屋では鍵盤をいくつも置けるスペースがない事も当然でした
しかしパソコンを中核にシーケンスソフトの制御下であれば、MIDI鍵盤はいくつも必要なくなりました。鍵盤の好みのタッチを気にしなければ、2つくらいの鍵盤でそれぞれの音源を弾ければ便利でした。
ローランドやヤマハのDTM音源で仕事をしていた自分にとってコルグの音色は新鮮でした。
それぞれ好みはあると思いますが、とても使える音という印象でした。リアルではないのですが映える音色だった、あくまで個人的な印象です。
GM企画のマークのないTR-Rackは音色並びなどにDTM音源との互換性が無く自分で音色マップを作るなど多少面倒もありましたが、そんな手間を補って余りあるコルグの個性に魅力を感じていました。
E-MUのUltraProteusのような生楽器らしさを感じる事はできませんが、独特の存在感が良かったです。仕事でずっとDTM音源を使ってた当時は、楽曲構築の基盤はSC-88などで下地を作るのが楽でした。そこへソロや特別な存在感で埋もれない音色というのが当時のTR-Rackの印象でした。反応も良く発音数も安心できる、使い勝手もとても良い音源モジュールでした。

