「ゆるみ」が重要 | 手織・草木染<遊水庵>月うさぎのブログ

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手織や草木染、手仕事にまつわる日々のできごと

樹木部分が終わって、あとは背景を織れば絵面は完成の絵織りですが、

その背景にどの糸を使うか決めるのに半日かかってしまいました。

 

 

下手に手元に「白っぽい糸」がたくさんあったせいでめっちゃ悩みました。

単色だとのっぺりしてしまいそうだったので、微妙にトーンの違う2色を選択。

 

今回、背景の面積が大きいからね、少しでも奥行き感が出るようにタテ・ヨコの色を

変えることにしました。

さて、どんな感じになるかなー…

 

 

経糸を張りはじめました。

ずいぶんゆるいな、と思われるかもしれませんが、これぐらいのゆとりを持たせないと

織り上がりが反り返ってしまいます。

織機で織る時は、たて糸はしっかり張った状態にしますが、よこ糸は30~45度ナナメに

入れてゆるみを持たせますよね?

この絵織りの場合、周囲に刺しながら織るので、たて糸にもゆるみを持たせるのがポイントに

なります。

 

…あー、そうか、初心者生徒さんにもこれをやってもらうと「ゆるみ」の大事さが

身に染みて分かってもらえるのかもしれないなぁ。

 

今日のミッションはたて糸掛けを終わらせることかな。

ワクチンの腕の痛みが治まってきたので、少しレーナちゃんでの織り作業も進めることにしよう。

 

 

 

 

 

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