コンクールの醍醐味 | 手織・草木染<遊水庵>月うさぎのブログ

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手織や草木染、手仕事にまつわる日々のできごと

明日はヨークカルチャー教室の日。

今日は雪降らなかったし、多分Oさんは普通に織機を持参でいらっしゃるだろうなーとは

思いつつ、これから一晩降られたりするとどうなるか分からない。

なので、もしOさんが手ぶらでいらした場合に備えて

 

 

2.5m長にカットした糸を準備しました。

ゆび織りマフラー用です。

青っぽく写っちゃってるけど、ファーもどきの糸はもっと緑色です。

 

Tさんは織機を一台教室のロッカーにキープされてるので問題なし。

去年サンプル織りをしたへちま織りに再度チャレンジ予定。

 

で、そのあとはロンドンに出す作品を織り進めていたのですが、うーん、ちょっともう一味欲しい気がしてきた。

糸棚から細い金ラメと、ナイロンのパステル系段染め極細糸を出して

 

 

引きそろえて小さなシャトルに巻きました。

 

私は、作品を創るとき、事前にあまり作りこまないタイプ。

そのせいもあって、実際織り始めてから予定を変更したり、予定してなかった糸をこうして

加えてみたり、ということもちょいちょい発生してしまいます。

がっちりサンプル作って、原寸大の原画作って…っていうのが美大系での王道らしいけど

そのやり方、私には向かない…そこまで事前にやっちゃうと、もう終わった気がしてやる気がなくなっちゃうんですねショボーン

 

今日の箕輪先生のブログの中で、コンクールに参加するってどういうことか…という記述がありました。


 

そうだよねー、って思って読ませていただきました。

「まずコンクールに参加しようと決断する

それに向けて、何をどういう風につくろうかと煮詰めていく」

この行動が大事なんですよね。

 

コンクールに出す、となると、何か難しい技法を使わなきゃいけない…みたいに思われる方が

多いように思いますが、そんなことはない。

 

例えば、今私が創っている作品は、段染め糸の輪整経による斜め絣のたて糸に、普通に

平織と、ちょっと綴れを入れているだけ。

技法的にはまったく新しくもなければ難しくもない。

段染めの糸のカラーバリエーションを見た時に

「あっ、この色を使ってあーすれば、私の中にあるあのイメージが形に出来る!」

と、ばちっと何かが見えた。

私の場合はコンクールに出す・出さないじゃなくて、いつも作品のネタというか、漠然とした

イメージみたいなものを頭の中で考えているので、何かを織った時に

「あっ、この色効果!」だったり「おぉっ、この織り方あれに使えるかも!」とかっていう風に

気付くパターンですね。

 

ですから、ご自分の好きな織り方だったり、大好きな色合わせだったり…というところから

コンクールに出すべく展開していけばいいんだ、と思えば、そんなに躊躇しなくても作品は

創れるんじゃないかなーと思います。

 

ということで、テオリストの皆さん、是非「ており・ぬくもりコンクール」にご参加くださいませラブラブ

 

 

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