共通テストは
センター試験とは違い
点が取りにくくなっています
最優秀層でも
85%以上が
取りにくい試験に
なりました
共テ模試(河合塾)
理系で
1000点満点中
850点(上位0.6%)
800点(上位1.6%)
750点(上位4.2%)
文系
1000点満点中
850点(上位0.2%)
800点(上位0.9%)
750点(上位2.6%)
帝大系受験の場合共通テストボーダー付近に受験者がひしめき合っている
センターの頃は
センター試験で
90%を叩き出して
少し貯金がある状態で
二次試験に臨む
そんなことが可能でした
しかし
共通テストは
80%から先は
なかなか点を
積み増せないため
帝大系受験の場合
ボーダーゾーンに
受験者がひしめき合っている
そんな試験になりました
帝大系受験者の場合共通テスト得点は75~85%に集中しています
ちなみに
昨年実施の
本試験(共通テスト)ボーダー
東京大学の場合
Aライン 合格率80%
Bライン 合格率65%
Cライン 合格率50%
京都大学の場合
大阪大学の場合
帝大系の場合
80%前後に
ボーダーラインが
集中していおり
各大学の
ボーダーライン前後に
その大学の受験生が
ひしめきあっています
共通テストで
貯金が出来ない以上
否応なく
二次勝負になります
帝大系受験者の皆さんへ(その1)80%を超えているならこの時期は二次試験にフルスイング
共通テストの点数が
80%を超えてきたら
掛けた時間の割に
点が伸びにくくなります
また
本番の試験で
凹むことも
十分予想できます
でもって
この手の大学
ランクが上になるほど
共通テストの配点比率は
低くなっています
共通テスト
俺は90%近くまで
絶対にもっていくぞ
その気持ちも分かりますが
配点比率の高い
まだ伸びしろのある(特に現役生)
12月の間は
二次試験にフルスイングした方が
合格可能性は高まると思います
科目的には
理系科目を中心に
国語過去問は無視しても
いいと思います
帝大系受験者の皆さんへ(その2)この時期の二次試験過去問演習は勉強のためというより危機管理のためと意識して下さい
ここからは
自習室を長年観察した
私の知見です
帝大系に合格して行った生徒さん
共通テストが80%前後で
安定してA~B判定を
叩き出していた生徒さんは
12月いっぱいは
二次過去問は
大問を
細切れに解くのではなく
制限時間通りに
1年分
丸々解くような
そんな勉強を
鬼のようにこなしていました
大問1問解いて
解説を見て
ああ
おれは
まだここが弱い
そんな勉強ではなく
実際に1年分を解いて
採点してもらって
目標点を
クリアできたかどうか
その一点に
意識を集中した
真剣勝負
特に
東大・京大受験者は
声をかけるのを
控えざるを得ない
そんな鬼気迫るオーラが
全身からあふれていました
怖いですよ
凹むことがありますし
もうこの時期ですから
まだ挽回の時間がある
そんな
エクスキューズも
通用しません
その怖さの中で
当日
パニックになりそうになったら
どうふるまうか
そんな準備にもなります
7~8年分
特に数学・理科
時間を計ってやりこむ
失敗した時に
本番でなくてよかった
そんな手に汗を握る経験が
直前期の渾身の学習に
繋がっていきます
帝大系受験生の皆さんへ(その3)年が明けたら共通テスト一色
そんな12月から
一転して
1月に入ると
共通テスト演習に
フルスイング
本番の得点率が
できれば
80%後半
まさかの僥倖で
90%突破
そんなことを
夢見ながら
共通テスト演習に
邁進して下さい
はるか遠い昔
まだ
私の髪の毛も
今の5倍はあった
高3生の頃の話
共通一次の点数が
冬休み前は
満足のいく点を
一度も取ったことが
ありませんでした
冬休みに入り
文字通り
食事と風呂とトイレ以外
自分の部屋から
一歩も出ずに
ひたすら勉強したら
本番は
ぶっちぎりの
自己ベスト
そんな高得点を
取ることができました
共通テスト
点数が取りにくく
なりましたが
極限までやりこめば
神様が降臨する
そんなことも
あったりします
寒くなりました
体調管理にも気を付けて
渾身の力を振り絞り
前進して下さい