義父（91歳）と
「今年も稲刈りが終わった」という話から
戦時中の思い出話を聞きました
義父が
中学1年の時
戦争末期という事で
農家も働き手がおらず
学校から派遣される形で
3人ずつ農家に泊まり込み
農作業をしたそうです
勉強なんかそっちのけで
毎日毎日農作業
まだまだ中学生
足腰はがくがくになるし
大変だったそうです
今はそんなこともなく
涼しい部屋で
いろんなことができます
平和な時代に感謝しつつ
スマホばかりでなく
勉強も頑張りましょうね
臨時開館補講
夏期休業中ですが
13日~16日迄は臨時開館で
物理や化学や英語の補講を
私が行います
８：００～９：００ 読むための英文法
９：００～１０：３０ 物理専門（電磁気）
１０：３０～１２：３０ 化学基礎
対象は苦手な人向けの
得意になるための橋渡し講座です
大学受験というのは
膨大な量の暗記が大前提
その上で
いろんな問題を解いて
合格最低点をクリアする
そういう競争になります
でもって
暗記の部分ですが
成績最上位層と
二番手の人の違いは
この部分に対する感覚の違いが
非常に大きいものがあります
微差は大差
例えば
化学基礎
この辺の私立なら
中学3年生で学習します
化学基礎の
第一章にある同素体
同素体の定義や
ＳＣＯＰとか
単車硫黄 斜方硫黄 ゴム状硫黄
ダイヤモンド 黒鉛 フラーレン
このあたりまでは
一流の人も
二流の人も
覚えています
でもって
三流の人は
同素体って何？
そんな感じです
一流と二流の違いは
例えば
硫黄の同素体の
単斜硫黄 斜方硫黄 ゴム状硫黄が
どう違う？
こう聞くと
斜方硫黄が基本形で
ゆっくり冷やすと
単斜硫黄
急冷すると
ゴム状硫黄
単斜硫黄・斜方硫黄は
Ｓ８の構造で環状分子
ゴム状硫黄は
Ｓｎで鎖状分子
このあたりが
スラスラ出てきます
大学受験は暗記の集積
大学受験というと
なにかとてつもないことを
思い浮かべがちですが
大多数は暗記です
英語
文法と語彙の知識が
大前提
数学
解法の知識
でもって
一流と二流の違いは
この暗記に対する姿勢
先ほどの
同素体の話を
知っているか知らないか
そのあたりは
大学受験の全知識の
全体量からすれば
わずかなものです
毎日毎日の学習において
このような
「わずかな差」が生じています
これを
3年間で積分すると
大きな差になっています
そして
最難関大学群を除き
このあたりの
基本的な知識・解法の差だけで
合否が決まります
大学受験を左右するのは 条件反射レベルの知識の量
ということで
Vector課題の解説は
その科目が出来ない人でも
分かるように書いたつもりです
1度で覚えられないと思いますが
毎日少しずつ覚えていけば
やがて
条件反射レベルの知識になります
条件反射レベルの知識が
一定量を超えたあたりから
成績は急激に伸び始めます
曖昧な知識は
むしろ
ない方がいいかもしれません
邪魔になることさえあります
breed と bleed
low と law と row と raw
大学受験は
覚えることがとにかく膨大
出来るだけ早く
スタートすることが
大切なポイントの一つです