英数理は、1冊の問題集を仕上げることが、大多数の人にとってゴールとなります | 天王予備校(高知県) ウサ山先生の塾日記

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方法論ではなく
やり切る能力(人生観)を改める

大学受験に必要な能力
「量をこなす能力」を身に付ける

大学受験の勉強法は

 

本人さんの現状と

 

希望する大学と

 

残された期間によって

 

何をすべきかがきまります

 

 

 

でもって

 

進学校の大多数の人は

 

本人さんの現状は

 

以下のようなものです

 

 

【進学校の数学の現状】

 

一握りの生徒さんを除いて

 

大多数が以下の状態です

 

 

 

数学の教科書の章末問題Aが

 

スラスラ解けない(=穴だらけ)

 

数列を勉強する段階で

 

式の処理速度が遅い

 

極限の勉強をする段階で

 

数列の知識がない

 

 

 

問題点が山積みで

 

ピンポイントで復習するより

 

高校1年からやり直した方がいい

 

ザックリいうと

 

こんな感じです

 

 

 

【進学校の英語の現状】

 

 

 

品詞や5文型や句や節の働き

 

こういった

 

高1の段階では

 

少なくとも身に付けておくべき

 

読むための英文法の知識がない

 

例文のストックが頭にない

 

 

 

従って

 

英文を読ませても

 

単語をつなぎ合わせて

 

だいたいこんな感じ

 

そんな

 

なんちゃって英文解釈で

 

その場しのぎをやっています

 

 

 

There is a cat.

 

「主語はどれ?」

 

「there」

 

 

 

笑い話ではなく

 

高1でこう答える子がいます

 

 

 

 

 

以上を前提に

 

つまり

 

進学校の生徒さんであっても

 

大多数は穴だらけの状態

 

それが高知県の実情であるという事を

 

大前提にした

 

英数理の学習法について

 

話を進めていきます

 

 

 

 

  数学・理科について

 

 

学校で配布される問題集

 

これを何度もくりかえし

 

出来ない問題をつぶす

 

この部分にフォーカスすべきです

 

 

 

 

生徒さんは

 

学校からは

 

大量のプリントが配られるため

 

プリントで勉強したがりますが

 

そのプリントは

 

問題集をもとに作成されています

 

 

 

成績優秀者は

 

何をやっても

 

要領がいいわけで

 

プリントで学習しても

 

自分が出来ない問題を

 

理解・暗記しようとします

 

 

 

しかし

 

大多数の生徒さんは

 

塾スタッフに教えられて

 

答えをプリントに書いた後

 

それを

 

次回出題されたら

 

答えられるようにする

 

その部分の努力が欠けています

 

 

 

プリントを

 

提出することに

 

焦点が絞られ

 

理解・暗記する

 

その部分に

 

焦点は絞られていません

 

 

 

私の塾では

 

数学・理科の問題集に

 

自分がスラスラ解けない問題がどれか

 

問題番号に

 

印をつけるように勧めています

 

 

 

 

アドバイスに従って

 

問題番号に記しを付ける子もいれば

 

何度言っても

 

馬耳東風

 

そんな子もいます

 

 

 

結局

 

数学や理科の成績は

 

出来ない問題をつぶしていく

 

その作業が大前提になります

 

 

 

でもって

 

出来ない生徒に限り

 

安直に

 

ゴールの部分にだけ目が行き

 

入試問題演習みたいなものに

 

飛びつきがちです

 

 

 

しかし

 

入試問題演習は

 

学校配布の基本的な問題集が

 

ある程度理解されていないと

 

得るものはあまりありません

 

 

 

共通テスト本番でも

 

200点満点中

 

70とか80点というような

 

結果になったりします

 

 

 

 

中学のうちから

 

学校配布の英数理の問題集を

 

きちんと理解暗記する

 

その部分に力を入れるべきです

 

 

 

今中学生で入塾してきた子には

 

そのことを強く勧めており

 

ある程度強制的に

 

1冊の問題集を

 

繰り返すことを勧めています

 

 

 

 

しかし

 

高校生になって

 

新しく入ってきた人

 

まだ高1はいいですが

 

高2になると

 

中々問題集をやりこもうにも

 

それまでの借金がかさんで

 

中々繰り返せない

 

そんな人も多くいます

 

 

 

そういった人は

 

高1からの復習が

 

毎週の課題で出される

 

Vectorで

 

しっかりと

 

夏が終わるくらいまでに

 

復習するようにしましょう

 

 

 

共通テスト数学は

 

200点中

 

120~140点取れれば

 

大多数の人の場合

 

ベストに近いベターです

 

 

 

このあたりを

 

確実に守れば

 

他の科目でお化粧して

 

神戸大あたりまで

 

十分狙うことができます

 

 

 

 

  英語はとにかく英文法

 

 

英語をシャワーのように浴びる

 

それが出来れば何の問題もありませんが

 

シャワーのように浴びる時間が

 

ありませんし

 

また

 

成績が下になればなるほど

 

その時間を

 

作ろうともしません

 

 

 

 

その結果

 

単語をつなぎ合わせての

 

なんちゃってい英文解釈で

 

その場しのぎをすることになります

 

 

 

 

 

 

中学生の間は

 

学校配布の文法問題集

 

これをやりこむこと

 

 

 

いまは

 

教科書が

 

何を勉強したらいいか

 

よくわからない内容になっています

 

 

 

でもって

 

あの教科書は

 

教師の側にも

 

生徒の側にも

 

ある程度の意欲・工夫がないと

 

得るものがありません

 

 

 

 

しかし

 

中学の英文法問題集

 

これは

 

昭和の頃の問題集と一緒で

 

しっかりと読むだけで

 

知識を習得できます

 

 

まずは

 

テキスト単元最初の

 

解説部分を理解することに努めましょう

 

 

 

放っておくと

 

この解説部分を見ようともせず

 

問題集の(   )の中の

 

答えだけを覚えようとする

 

意味不明な勉強をする子が

 

普通にごろごろいます

 

 

 

 

まずは

 

単元最初の解説を

 

よく理解した上で

 

問題を解いていきましょう。

 

 

 

問題をtき終えたら

 

問題集の英文を

 

答えの(   )の部分だけでなく

 

文全体を繰り返して

 

英文を頭に叩き込みましょう

 

 

でもって

 

英文を頭に叩き込むコツは

 

繰り返しの回数を増やすことです

 

 

 

英文全体を何度もノートに書く

 

そうすると繰り返しの回数は限られます

 

口で何度も声に出して

 

繰り返す方法なら

 

回数を稼げます

 

 

 

口で繰り返し

 

何度も英文を見ているうちに

 

スペルの方も結構覚えます

 

 

 

まずは

 

それでいいと思います

 

 

 

 

塾の中では

 

以上のような勉強法を

 

中学生には強く推奨しています

 

 

 

 

ここまでやれば

 

英語が苦手になることは

 

まずないと思います

 

 

 

 

でもって

 

高校生には

 

Vector上に用意した

 

大学入試必須例文集を

 

時間のある高1あたりまでに

 

入門英文法という

 

代ゼミの講座をセットに

 

覚え込むことを勧めています

 

 

 

 

その上で

 

入門英文問題精講の

 

解説部分を

 

じっくりと理解していく

 

そんな勉強が

 

初めの一歩のなるかと思います

 

 

 

 

でもって

 

このはじめの一歩が

 

しっかりと終わっていれば

 

岡山・広島あたりまでの英語は

 

何の問題もなく

 

合格点が取れるはずです

 

 

 

 

別に特別なことを

 

する必要はありません

 

 

 

あくまでも基本の習得

 

これが一番大切だと

 

私は思います