定期テストで「青チャート」を10回繰り返すことは可能か? | 天王予備校(高知県) ウサ山先生の塾日記

天王予備校(高知県) ウサ山先生の塾日記

方法論ではなく
やり切る能力(人生観)を改める

大学受験に必要な能力
「量をこなす能力」を身に付ける

昨日のブログで

 

進学校に進んだ場合

 

数学ど変態(冠模試で数学偏差値90とか)でない限り

 

定期テスト数学の目標点は

 

70~80点当たりにして

 

余った時間は

 

他の科目に割けば

 

その進学校に

 

ギリギリで合格した子でも

 

総合順位は

 

学年上位3分の1に入るはず

 

 

 

でもって

 

数学の定期テストで

 

数学弱者が(ほぼ全員がこちらに属します)

 

定期テストで70~80点取るには

 

青チャートの例題を

 

10回繰り返す程度で

 

何とかなる

 

 

 

そんなことを書いたところ

 

青チャート10回繰り返すことが

 

難しいという

 

メールをいただきました

 

 

 

私の言葉が

 

少し足りませんでしたね

 

 

 

以下詳しく説明します

 

 

 

 

  青チャート10回とは

 

 

例えば

 

三角関数が

 

定期テストの範囲とします

 

 

 

三角関数

 

青チャートの例題の数は47問

 

 

 

 

定期テストまでの期間は

 

概ね2か月前後(60日)

 

 

 

愚直にやっても

 

1日8問程度で終わる量です

 

 

 

しかも

 

弧度法と度数法の変換なんて

 

10回もやる必要はありません

 

 

 

また

 

5~6回目あたりから

 

明らかに解ける問題は

 

赤ペンで

 

問題に×点を付け

 

それ以上は

 

解く必要ありません

 

 

 

 

 

さらに

 

繰り返すうちに

 

習熟してきて

 

第1周目は

 

1日4~5問だったのが

 

第10周目は

 

1日20~30問解けたりします

 

 

 

 

馬鹿になって

 

毎日1時間

 

そんな数学の勉強を

 

自主的にこなしていく

 

そうすれば

 

十分実行可能な計画です

 

 

 

 

  繰り返し学習の極意

 

 

繰り返し学習の極意は

 

点を取るためにやっている

 

その意識を

 

常に持つことです

 

 

 

そうすれば

 

分かり切った問題を

 

何度も解くような

 

馬鹿な真似はしませんし

 

よくわからない時は

 

丸覚えするのではなく

 

スタッフに質問して

 

理解しようとするはずです

 

 

 

数学の定期テストは

 

70~80点以上取るのが

 

当たり前

 

そういった感覚を

 

強く意識して

 

創意工夫と

 

意志の力で乗り切るしか

 

ないと思います

 

 

 

この数学の授業を聞けば

 

あっさりわかる

 

そんなキャッチフレーズ(受験産業のルアー)に

 

やすやすとのって

 

死屍累々(受験産業の養分)

 

それが

 

この業界では

 

よく見られる光景です

 

 

 

 

先輩たちを見ていて

 

そんな感想を持ちませんか

 

 

 

天王予備校の先輩で

 

難関大に合格した人たち

 

自習室で間近に見ていたはずです

 

 

 

いつ見ても

 

問題を解いているか

 

テキストを覚えているか

 

そんな人たちばかりだったでしょう

 

 

 

 

まずは

 

手と頭を

 

120%動かすこと

 

一定時間塾に座ること

 

 

 

このあたりから

 

大学受験仕様に

 

行動を改めていくことを

 

強く勧めたいと思います