先日スペインで開かれたCOP25について書きました。
世界中で何百万という人がデモに参加し、COPにもたくさんの活動家が参加して、地球温暖化の危機と対策を訴えているにもかかわらず、政治家、温暖化ガスを生み出している大企業のトップたちの反応は非常に鈍いです。
あれを見ると、そんなに大騒ぎするほどの危機ではないのではないかと思ってしまいますが、政治家たちにとってはそのような企業は支持団体であるため、お互い持ちつ持たれつの関係なのですね。
だからなかなか温暖化ガス排出を規制する思い切った政策はとらないのです。
16歳のスェーデンの活動家、グレタさんはこう言いました。
The biggest danger is not inaction. The real danger is when politicians and CEOs are making it look like real action is happening when in fact almost nothing is being done apart from clever accounting and creative PR.
(一番危険なのは行動しないことではない。本当の危険は、政治家や企業のトップらが、うまい言葉を使ってPRをする以外に実際ほとんど何もしていないのに、行動しているかのように見せかけていることだ。)