私が日本に帰国してからとても気になっている言葉
「グローバルな人材」
今回もこれについて追及してみます。
(写真は私個人の写真なので、無断で使わないでくださいね☆)
まず初めに言っておきたいのが、
グローバルな人材をglobal personと訳しても
海外では通じないと思います。。。
私なりに考えて being globalのほうがしっくりくるかな、と。
昔の「国際人」という言い方をすれば
語学力と学歴のある人を限定するようなイメージですよね。
これらは今でもグローバルな人材には大切な要素です。
グローバルな人材は
語学力にコミュニケーション力が加わり、
学歴に代わり、柔軟な思考、適応力、理解力が重要視された感じだと思います。
この新しく加わった部分がグローバルであることの特徴だと思います。
これを考えると、コミュニケーション力はさておき
2つ目の課題は日本だけでなく、英語圏の国でさえグローバルな人材とは言えない人が
たくさんいます。
なぜかというと
私達日本人と同じく日常で多文化に触れる機会が少ない人たちは意外に多く、
例えば約半数のアメリカ人が海外へ行ったことがないそうです。
参考:
https://nypost.com/2018/01/11/a-shocking-number-of-americans-never-leave-home/
また英語が話せる人は、
英語以外の言葉を話す国を訪れたとき
英語で通そうとしてしまう傾向にあります。。。
ここでグローバルと言えないのが
現地の言葉を一言も覚えようとせず、
万国共通の英語を話すのが当然だとようにふるまうことです。
異文化に対して優越感を持っているうちは
グローバルとは言えないですよね!
では日本にいると異文化との交わりが少ないので
グローバルに考え行動できる人材を育成するのが最近の日本の使命のように言われていますが、
グローバルな人材は今のままで育っているのでしょうか?
ここでカギを握っているのは
18歳以下の子供に日常的に接している、
両親や先生方が、率先してお手本を見せるしかないでしょう!
子供が自分に合ったmentor「メンター、導く人、師、指導者、」がいることは大切だと思います。
子供は親(身近な大人)を見て育つのです。
休みの日に一緒に買い物に行くより
一緒にボランティアに参加し、それを定期的に続ける。
そしてそうすることの意義を分かち合うとか、すごく大切です。
身近な問題に向き合わず
グローバルな取り組みは難しいと思います。
ちなみにハーバードビジネスレビューにあったグローバルリーダーとは↓
「What Being Global Means」
https://hbr.org/2012/04/what-being-global-really-means
グローバルリーダーとは、
Act as bridge to connect people as well as resources , “find solutions and create multidirectional value” and contribute locally and globally .
という感じでしょうか?
色々書こうとして、長くなりましたが
またこのトピックにといて書きたいと思います!