チュパではそれぞれの体質に合わせたブレンドオイルを使います。
チベットではヴェジタブルオイルの他に様々な動物の脂やバター、煎じ薬などが使われてきました。
昔は薬効に優れているアルラオイルが良く使われていましたが、今では入手が困難で幻のオイルとなっています。
アルラオイルに一番似ているのがオリーブオイルだそう。
ティパ体質には軽くて熱をため込みにくいオリーブオイルを、軽くて冷たい性質のあるルンや冷たい性質のあるペケンには、重くて温かいセサミオイルやアーモンドオイルなどを使います。
基本的なオイルの考え方は上記の通りですが、それを踏まえれば他のヴェジタブルオイルも使用可能です。
身体を温めたり冷やしたりなど、体素の調和を促すために、体質別のオイルにはハーブの代わりに、アニス(ルン)や、ナツメグ(ルン)、ジンジャー(ペケン)、サンダルウッド(ティパ)などの精油をブレンドします。
医師によっては数種類のブレンドオイルを使い分ける事も。
チュパではオイル塗布は皮膚に浸透する程度にとどめます。たっぷりとオイルを使ってしまうと、元々油性の性質のあるペケンが増悪する事があるので、ぺケン体質の人はごく少量を塗布します。
ペケンの増悪を抑える為に、チュパのあとパウダーで身体を拭く‘クムチ’や、オイルを洗い流す‘ルンチ’を行う事もあります。