ボン教由来の古代チベット占星学や、密教経典であるカーラチャクラタントラに由来する占星学はチベット医学に多大な影響を与えており、それによると私たちの体素は、常に時刻や季節の移り変わりと関係しています。
季節による影響を診察に取り入れるために、チベット医学では五元素(虚空・風・火・水・土)とは違った要素の概念である、カム(木・火・土・金・水)の考えが取り入れられています。
カムは主に、脈診と占星術に使われ、より粗くより表面的で外側の部分と関連しています。
私たちの内なるカムエネルギーは、四季のサイクルと共に移り変わる外部のカムエネルギーの影響を受けています。
また五元素のエネルギーは最も深く繊細な部分を表し、全ての基本で、五元素は宇宙エネルギーを、カムは自然エネルギーを表しています。
五元素と五行は全く異なるエネルギーレベルを扱うので、この二つは関連づけるべきではありません。