ハンドメイド市場のことを書いたブログなどを読んでいると、たまに『アクセサリーは売れない!』という主張を見かけるので、気になっていました。
『ハンドメイドアクセサリーの市場はもう飽和状態なので、今さら出しても売れません』、ということなのですが、私は少し違うのではないかと思っています。
【アクセサリーはいつでも売れる路線です】
最初に言ってしまうと、女性もののアクセサリーは他のどのジャンルよりも売れるということ。
まず、いつの時代も同じだと思いますが、男性よりも女性の方がたくさんお買い物をします。
女性がどんなものに一番お金を使うかというと、身を飾ってくれる洋服やアクセサリーなど。
中でもアクセサリーは場所も取らず、いくらあっても邪魔にならないと考えている方が多いので、買い控えられることも少ない、とても有利な市場です。
ハンドメイドイベントでも一番活気があるのは、いつも必ずアクセサリーのコーナー。
食器とか、インテリアとか、他のコーナーが閑散としている時間帯も、アクセサリーコーナーだけはいつも賑わってるんですよね。
私自身も女性向けの耳飾りを作っていますが、どんな商品よりもアクセサリーが一番売れやすいと感じています。
【自分のアクセサリーが売れないのはなぜ?】
ただ、アクセサリー作家の絶対数が多いので、競争率が高いのは確かです。
他の人と同じようなものばかり作っていても競合が多く、売れにくいと思います。
売れるアクセサリーを作るためには、他の人と差別化する必要があります。
どう差別化すればいいかというと、いくつかポイントがあります。
①安価なパーツや天然石のみを使ったアクセサリーはできるだけ避ける
ネットや街で探してきた仕入れ先は、人とかぶりがち。
仕入れ先がかぶってくると、パーツがかぶり、販売ページ全体の印象も似たり寄ったりになってしまいます。
天然石のアクセサリーも人気のある分野だとは思いますが、その分、競合が多く差別化が難しいですよね。
なので、よく見かけるようなパーツや天然石のアクセサリーで今から勝負するのは難易度が高くなります。
②珍しい素材、自作のパーツを使う
よく見る素材のアクセサリーは見慣れてしまっているので特に目新しさはありませんが、そんなアクセサリーが多く並ぶ中で、「この素材は何だろう?」「どうやって作ったんだろう?」と思わせるアクセサリーがあると、目を引きます。
樹脂粘土で作った自作のパーツ、布で作った小花のパーツ、普通はアクセサリーに使われない素材などを使って個性を出せば、他では買えないアクセサリーができ、付加価値が高まり、ファンがつきやすくなります。
パーツや天然石のアクセサリーを作るときにも、珍しい素材や自作パーツを合わせることでオリジナリティが格段にアップするのでおすすめです。
③季節感をこまめに演出
素材やデザインがおなじみでも、季節感をこまめに取り入れている作家さんは注目されやすいと思います。
今の時期ならハロウィンのかぼちゃやオバケのモチーフを使ったり、ハロウィンカラーでデザインしてみたりとか。
お客様にも、『その季節にしか使わない、使えないアクセサリー』というところに魅力を感じて購入してもらいやすくなったり、季節ごとにリピートしてもらえたりします。
アクセサリーはやっぱり売れないの??と思っている方、こんな方法でぜひ試行錯誤してみてください。
これからアクセサリーづくりを始める方は、こういうキットから始めてみるのもおすすめですよ。
一緒に頑張りましょう(*^^)v
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新しいブログのほうで詳しく解説しました!
【売れない理由と対策】と【売上げが上がるコツ】はこちらから。
ハンドメイドアクセサリーが売れない本当の理由【売上げが上がるコツ】 - ハンドメイド作家の田舎暮らし (monogatari.site)