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殺生してすいません

冬は狩猟、その他の季節は、、その時考えます

射撃講習(講習ではなく試験なのだが)の前に休憩がある。ここで練習射撃ができる。

練習中は採点しないと警察庁通達があるので、安心して射撃練習してください。

私の場合は、他は全員トラップで、一人だけスキートだったので時間の余裕はたっぷりあった。
他の人の成績を気にしたり、他人の目によるストレスや不手際でのプレッシャーもなく、進行もすんなりだったので気が楽だった。

弾は2ケースと、ノーバードや不発の為に二発余計に弾を持って来ている。お守りである。

ノーバードなのにうっかり撃発させた場合は射撃数にカウントされません。

プーラーさんがハウスを間違えて射出した際もカウントされません。
プーラーさんを責めないで、確認不足の自分を恥じましょう。

撃つべからざる時に撃ったとして減点になることも考えられます。

何が「その他危険な行為の有無等」に該当するか分からないのです。

実際の猟でも、カモだ!と撃ったらタンチョウヅルだったとか…どんな言い訳も通用しません。同じ事です。

正常に射出されたクレーを確認して撃破しましょう。

試験案内に25発の正式な射撃が必須とあるので、いくら残り全弾命中でも射撃数不足は不合格となります。


さて、話を戻して、試験前に1ラウンドだけ練習させてもらう。

簡単なルールであるのでスポスポと17発ほど当たって、かなりリラックスできた。前の日に練習に来た成果が如実に現れているのを実感できて、もう大船にドンブラコ状態である。

あとは安全確認や銃口、引金など減点項目に気を付けるだけである。

練習および休憩の終了と射撃講習再開を試験官に申し出る。

「では射撃講習を行います。1番射台に進んで下さい」と指示があり、くどいようだが安全確認、呼唱を行い射台へ移動する。すべて採点中なのだ。

講習種目はスキートである。ルールは特別な簡単ルール。


略図(M:マークハウスからの射出クレー、P:プールハウスから)


4,5,8番射台は使わない。すべてシングル。所持許可の最初に受けた実技講習と同ルールのイージークレーである。

1番から3番まで:各射台でマーク4発(向かい矢)

6番:プール4発(向かい矢)

7番:プール4発(向かい矢)+マーク5発(追い撃ち)

合計25発である。

最初に左ポケットに1ケース分25発を放り込んで、射台に入ったら右のポケットに必要弾数を移動させる。

何も考えなくて良い。クレーの枚数を数えなくてもポケットの弾が教えてくれる。

つまり、4発撃ちました、数え間違えて5発目入れました、移動の声が掛かりましたーの、弾抜き忘れで射台移動時の残弾確認不足、装填した状態での銃携行のダブル減点パンチを防いでくれるのだ。

安全設計理論で言う「フールプルーフ」である。日本語ではバカチョン理論と言う。

そこでオロオロしてコケて暴発でもさせた日には、即刻試験中止と今後の講習のネタにされること請け合いである。

さて、私の場合ですが最初の1番射台で4枚当てたので非常に楽に終わりました。

決して流したわけではないのですが、その後は10枚で計14枚。イージークレーでこの成績は赤っ恥なのですが、受かるのが目的なのでこれでいいのだ。

指導員から、「あくまでも合否は公安委員会が行いますので結果は分かりません。おおよそ10日前後で所轄担当から連絡があります。2週間経ってもない場合は所轄署に確認して下さい。
」との伝達事項と共に講習の終了を告げられる。

以上で終了です。

操作講習での点数と射撃講習での撃破数のみを以て修了判断すると明記してあるので、何で落ちたか分からないと言うことはないように思えます。

講習から2週間弱で修了書を取りに来るよう所轄署から電話がありました。

点検・組立が終わると、指導員から「保持及び携行について見ます。銃を持って射台の待合室に移動して下さい」と指示されます。
くどいようですが「異状(残弾)なし」と呼唱して銃を持って移動するようにして下さい。

当然に銃口の向きは下向き。肘を直角に曲げて下ろし、その肘にストックを引っ掛けるような持ち方をする。上下二連で良く行う持ち方です。この姿勢で移動することを心掛けていれば、採点中に不用意に銃口が余所を向いて減点されなくて済みます。減点リミット20点の内の10点ですから大きいです。

減点を受けやすいのが、この銃口の向きと用心鉄の中に指を入れてしまうことみたいです。どちらも10点減点となります。
射撃体勢に入るまでは用心鉄の中に絶対指を入れてはいけません。
引金に指を掛けて良いのは、射台でのクレーコール以降だそうです。

オリンピックや世界選手権見てたら、トリガーに指を掛けた状態で薬室閉じて選手がいますが、真似をしてはいけません。すぐ試験中止になります。
人差し指はピーンと伸ばして機関部に沿わせておきましょう。

まずは指導員から、実施する要領の説明があり、実際に一通り見せてくれるでしょう。

その後、指導員から「銃を持って銃架から射台までを往復して下さい」と告げられる。

「残弾なし」と呼唱し銃を持つ。銃口の向きに注意して、先ほどの保持姿勢を取り射台の前まで歩く。
ここで射台に乗ってしまうと、「射台から下りる際には残弾の確認を行う」と言う採点基準が適用され、減点機会が増えるので、射台前で止まる。あくまでも携行なので射台に乗る必要はないのである。

待合室に戻り、銃架に置く際にも「残弾なし」と呼唱する。

猟友会が励行する猟場での保持携行とは異なり、携行時は銃口下向き、弾を装填する際は銃口上向きとなる射撃場マナーで進んでゆきます。

とは言っても、射撃場でよく見る光景の二連を折って肩に掛けたり、首に掛けたりするのは良くありません。確実な保持、正しい保持ができていない事による減点もあり得るかも知れません。

猟場で銃口を下向きにして、薬室に弾を放り込んでガチャンと閉じてる習慣が付いてる人は気をつけた方が良いでしょう。

<照準および空撃ち>

模擬弾、今回はクリンプ部分を切った空薬莢を一つ渡され「射台へ行って装填と脱砲を行って下さい」と指示される。

確認呼唱し、正しい保持携行で射台に乗る。

開けて置いた機関部に弾を入れて、すぐさま脱砲。ベレッタ391のカットオフスイッチが便利でした。

「続いて射撃動作からスイングしながら空撃ち、脱砲まで行って下さい」と指示がある。

これも装填、挙銃、スイング、撃発(空撃ち)、脱砲までを5回繰り返す。

一連の動作ごとに薬室内点検があったかどうかは忘れましたが、採点前に試験官に確認した方が良いでしょう。


<遅発・不発処理>

先ほどと同じ一連の動作を始めて、撃発動作後に動きを止める。

指導員が「不発」と言うので、はっきりと「1、2、3…10」と口に出して10秒カウントする。長さは気にしなくて良いがカウントははっきり10数える。それから脱砲し「不発弾処理終わりました」と告げる。

銃架に戻すように指示があるので、射台を下りる前の「残弾なし」を確認呼唱し待合室に戻り、銃架に置く。ここでも再度「残弾なし」を確認する。

以上で操作講習が完了である。

射撃講習へ続く
【座学から】

銃は装填する必要がある時以外は常にレシーバーを開いた状態にし、手に取る時と置く時はすべて「異常(残弾)なし」を呼唱する。

銃は所持者の管理下に置く必要があるので、予備銃を車に置いて講習会場に来ることは管理義務違反となる。採点の時間外なので直接減点とはならないが、法令違反となるので注意されたい。予備の弾も同様である。

銃架に置いてトイレなどに行くのは、指導員の監視下に銃があるとの認識で良い。

さて、9時前に講習会場に着き、指導員の指示に従いレシーバーを開いた状態で銃を台に置き、所持許可証を一緒に並べておく。

この時も「異常なし」などの呼唱を心掛けておくと試験中の言い忘れで不要な減点を回避することができるだろう。指導員の心証を良くすることができるかも知れない。

銃の取り扱いに関して、実際に銃を手にして教わるのは久しぶりだ。

1時間ほど講義を聴き、休憩を挟んで操作講習へ移る。

【分解組立】

まずは<点検及び分解組立>である。

受講者の銃の種類ごとに、指導員が手順を実際に行って説明する。

上下二連、自動、ポンプアクションと全ての銃が揃っていたので3通り見せてもらう。

だいたい若い人を先にさせて、ご年配の方がそれを見ながら手順を確認する機会を与えられてると思えるような運営方針に思えた。

自分の順番が来たので「薬室内残弾なし」とか、何でも使える「異状なし」とか確認して銃を手に取る。

上下二連と自動銃は先台、銃身、機関部・銃床の三つ、ポンプアクションは銃身と機関部の二つに分ける。

「分解終わりました」と宣言すると

指導員が「点検しながら組み立てて下さい」と指示する。

組立に関する点検項目は5つ。

1.銃身異状なし:銃身の膨らみや亀裂など外見、銃腔内を点検する。

2.安全装置異状なし:安全装置の入り切り、掛けた状態で引き金が止まるかどうかを点検する。

3.引金異状なし:撃針保護の空薬莢を入れて、先ほどの安全装置を外し引金が落ちるかどうか、適度な遊び、重さを点検する。

4.先台異状なし:組み立てた状態で先台のがたつきや亀裂などがないかどうかを点検する。

5.接合部異状なし:機関部と銃床を軽く捻ったり、コンコンと軽く叩いたりしてがたつきなど接合の甘さなどないかどうかを点検する。

すべて指導員に聞こえるよう口に出して確認する。

終わったら「点検終わりました」と告げ、レシーバーを開いた状態で「異状なし」と呼唱し、銃を台に置く。

これで安心してはいけない。最後の一人が終了するまで、参加者全員の採点を行っている。
何らかの都合で銃を手に取ったりする場合も安全呼唱などの基本操作を忘れてはならない。

【保持・携行】へ続く。
いよいよ銃の更新が近づいてきた。

あの佐世保事件を機に始まった技能講習を受けに行く。

さて、主な項目は座学、それから採点を行う項目となる点検しながらの分解組立、保持、携行、照準および空撃ち、不発時の対応、クレー射撃である。

結果から言えば、なんとか受かったのですが、これに落ちたら次の講習では更新に間に合わず泣く泣くベレッタを手放す羽目になった時間的に厳しい講習でしたが、無事に修了証明貰い受けました。

9時に始まり、11時前には終わった。一方のトラップ班はその頃はまだ不発処理の採点中だった。

80歳くらいの方がいらっしゃって、鉄砲が生き甲斐なんだろうなぁ、ワシもそうなるんだろうなぁ、ベテランのノウハウは検定じゃ量れないないよなぁ、と心の中で応援しつつ射撃場を後にした。

クレーも余裕で所定数をクリアし、こちとらさっさと受かった気でいるので余裕綽々である。

スキートを選んで良かった。終始自分のペースで受けられて助かりました。皮肉にもスキート人口の少なさに助けられました。

なお、賢明なる諸兄におかれては当然理解されていると思いますが、法定講習かつ警察庁通達でありながらも各地で若干の運用差がありますので、会場で試験官に確認しつつ受講して下さい。
猟友会、銃砲店の方などが嘱託を受けて指導員をされていると思いますので、聞きやすいのではないでしょうか。不安なまま検定を受けるのは得策ではありません。

模擬講義はともかく、前もって会場での実射練習は効きます。気持ちに余裕ができます。ぜひ練習して下さい。
プーラーさんに実技講習の旨を話すと、そのルールで飛ばしてくれます。
「あ、これだったら楽だ」と思うだけでもかなり違います。

万が一ダメだったら、当日練習もできますので弾を急いで購入し当日に賭ける手もあります。

指導員も嘱託なので、休憩中は民間人です。練習中だったら、どこが悪いのかのアドバイスくらいは戴けるかも知れません。


次回から備忘録を兼ねて受験後記を記します。
ちょっとだけ、ちょっとだけ、と言いつつ近所の池に行った。

先日打ち落とした場所と同じ池である。

今日は10羽前後がおりました。

遠いところでゆっくりしていたので、静的射撃ヨーイと4号36gで遠射しましたら慌てて飛び上がります。

池の奥は更に山なので、こちらしか逃げ場がないのがここの良いところ。

ほとんどスキートの1番、2番ステーションのマークです。

ただ、高度をいきなり変える飛行巧者であるのが クレーとの違い。

ほぼ前方仰角60度で撃破し、ドスッと落ちてきました。

対岸では遠射で被弾したと思われるマガモオスが「当たってないよー」と言わんばかりにすまして泳いでいたので、追矢を浴びせようと近づいたら飛び立っていった。

残念である。

余談ではあるが、英語ではオスのカモを「ドレーク」と呼ぶ。

雄カモで済むところをわざわざ単語がある。

いかに英国の紳士諸君がカモ撃ちを愛しているか分かるというものだ。