スキー場へ行くと外国人を見ないことがない。
ボーダーは少なく、彼ら彼女らのほとんどがスキーである。
「新雪があると、それを狙って来るんだと」
カムイスキーリンクスのゴンドラの中の同乗者が話していた。
ジャパウ大好きのパウダーフリークス
山でも多く出会った。
ネオパラで出会った中で日本人は1人だけ、音江山の2パーティは全員外国人
みんな足が長く、歩くのが速い。
ウェアはブランド物で恰好が良く、滑りも上手い。
私たち夫婦など、指輪物語のホビットみたいなもので、
小さな体でヨタヨタと登っている。
私は登るためにスキーを用いている。
彼らは滑るために登る。
バックカントリーと山スキーの大きな違いはそこにあるのかと思う。
私は登り返してもう一本滑るなどということは、面倒くさいのでやらない。
いい斜面を見つけても、その先にある危険が察知できれば、
決して滑り込まないことを経験則にしている。
外国人の遭難騒ぎが多く報じられているが、
手段としてのスキーと、目的としてのスキーの違いは大きい。
国の内外を問わず、バックカントリーの遭難の原因の一つはそんなところか。
ゲレンデから出ることを禁止しろだとか
捜索費用を徴収しろ(必ずしも反対ではない)だとか、
雪山に行きもしない、知りもしない連中の声が高いけど
外国人はそこを自由に闊歩し楽しむ中で、新しい技術や文化を持ち込んでいる。
彼らにとって言葉が通じない、地理にも明るくない異国での
こうした行動は冒険であろう。
そう思うと、互いに監視しあってネチネチと批判する日本人は何をやってんだろう。
失敗しても起き上がる、彼らの屈託のなさ、明るさは時に腹立たしいけど
悪くない。
ぴっぷスキー場でリフト下の荒れた新雪を滑っていると
リフト上からBravo!と英(伊)語の歓声が飛んできた。
見上げると、その途端に転んでしまった。てへっ(`*ゞ)




