フォルニカトゥスネブトクワガタ
(フォルニカートゥスネブトクワガタ)
Aegus fornicatus
Lampung Prov. Sumatra Indonesia
(インドネシア共和国 スマトラ島 ランプン州)
2002年
本種の新種記載は1889年に行われています。
インドネシア共和国のスマトラ島にのみ生息するネブトクワガタの仲間です。
スマトラ島では北部でも南部でも見つかっている事から広く分布しているようです。
姿型では頭部の複眼の後ろ側に突起状にお多福の様に膨らんでいるのが特徴です。
野外ギネスサイズは2021年の48.1㎜のようです。
学名の意味合いは「Aegus fornicatus」(エーガス フォルニカトゥス)の「Aegus」がネブトクワガタ属を意味する「山羊」。
「fornicatus」は単にラテン語訳をすれば「不倫、売春」と訳が出来ますが、この場合は「fornicx」の名詞から形容詞を作る際に接尾語で男性形の「~atus」が用いられたもので「円天井形の」と云う意味合いになります。
このクワガタについて色々と調べて見ましたが情報少なく、販売目的の採集地と価格の書き込みばかりで、それ以外の本種についての生態などの記載が殆んどありませんでした。