キタテハ・ヒメアカタテハ
伯耆大山マツムシソウにて
昆虫の姿が見られなくなってくる11月の頃にもいくつかの種類は見られますが、今回、鳥取県の大山(だいせん)に足をのばした際に、キタテハとヒメアカタテハがマツムシソウで舞う風景に出会いました。
お盆の頃の信州ならば、満開のマツムシソウに各種の蝶が見られますが、11月の伯耆大山で私の大好きなマツムシソウが満開(正確には少し満開時期を過ぎてます)が見られるとは思いもせず、其処にキタテハやヒメアカタテハが花に戯れる姿が見られた事で少しテンションが上がりました。
キタテハは冬の間は成虫で越冬する種類なので、これから雪の季節を生き抜いていくのでしょう。
ヒメアカタテハは、春から段々と温かくなるにつれ北上と個体数を増やす蝶で、秋期には個体数が非常に多くなり冬には姿が見れなくなってしまいます。
冬を生き抜く蝶と、姿を消す運命の蝶の命の対比と、自分の大好きなマツムシソウが咲き乱れる伯耆大山の高原で秋のひとときを過ごす事が出来ました。
この撮影日の4日後には、雪が30cm以上も積もったようですが、花は雪の下へ、蝶達は何処に~!
今回のおまけは伯耆大山(ほうきだいせん)の麓に鎮座している山陰の名刹「大山寺(だいせんじ」の風景。
大山寺参道を進みます。
大山寺
大山寺から離れて、桝水高原(ますみずこうげん)から大山を望みます。
次は大山南壁三ノ沢にて
御机地区から大山を望みます
中国地方最高峰の伯耆大山(ほうきだいせん)の秋の光景でした。