サカハチチョウ 春型 兵庫県中西部 2023年5月9日 | 昆虫漂流記

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サカハチチョウ

春型 兵庫県中西部

2023年5月9日

見かけたのは1頭だけでしたが、サカハチチョウの春型の翅の裏の模様は不思議な世界観を表しているようです。
私には、

翅の表面を主役において撮影するべきか?裏面を主役にするべきなのか悩む蝶です。
裏面の模様は、まるで夜空の銀河が光っているような模様感かな。
普通種ですが、春型の個体は美しさが映えます。

サカハチチョウの名前の由来は、夏型の蝶が翅を広げた際に、翅にある白い帯模様が漢字の「ハ」の字の形に見えるからなのですが、今回は春型なので白い模様は見れません。
同じ位置に黄色い模様があるのですが、やはり夏型ほど「八」の字には見えませんね。


 

普通種だけに書く事が無くなってしまいました。


少し独り言を~
今日5月31日は、神戸市須磨海浜水族園や大阪駅前にある「丸ビル」が閉館になるそうです。
毎日の通学の帰宅の際に国鉄(今のJR)神戸線下りホームに立ち、丸ビルの電光掲示板を夕方の日暮れ時刻に眺めていた頃を思い出します。
帰りの汽車の中で須磨海浜水族園を眺めながらの帰りのラッシュアワーの夕暮れ時を過ごしたこともありました。
古い物が無くなっていく風景が自分の年齢なんですね。
私の中の大阪は、未だ35年前の街の姿。今は昔のように一人で遊び歩く事なんて出来ないでしょう。

でも須磨海浜水族園は3年後に「須磨シーワールド」としてリニューアルオープンされ楽しみもあるようです。