シラユキカナブン Rhamphorrhina splendens | 昆虫漂流記

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東へ西へ、過去に未来に昆虫求めて漂流していますが、
近年は、昆虫だけにとらわれず、自然全体から、
観察する眼を持ちたいと思いますのでよろしくお願いします。

シラユキカナブン Rhamphorrhina splendens

 


和名はシラユキカナブン 
シラユキカナブン(Rhamphorrhina )属

とされる種は2種類に分かれています。

 

シラユキカナブン
Rhamphorrhina splendens sprendens

ジンバブエ、南アフリカ北部
Rhamphorrhina splendens petersiana

ジンバブエ、モザンビーク
の2亜種と

 

カンムリシラユキカナブン
Rhamphorrhina bertolonii

タンザニア、ケニア

の2種類により分類されています。

 

 

シラユキカナブンとカンムリシラユキカナブンの見分け方は、頭部の突起の形が違う事より見分けは容易です。

シラユキカナブンの頭部

カンムリシラユキカナブンの頭部

(図誌より転写加工)


どちらの種も名前のごとく、雪のように白く化粧を施したような、美しいカナブンで光の具合で鞘翅の白い模様は真珠の如く美しく輝き、大きさは、日本のカナブンより少し小さなサイズで25ミリから35ミリ前後になります。

今回の個体はシラユキカナブンですが、亜種間の見分け方は通常は小盾板の中に白紋が出現しているか否かが見極めの目安です。

 

今回は原名亜種

Rhamphorrhina splendens sprendens

になります。

通常に見分ける方法として、

画像の三角▼の部分が小盾板になり、

その部分に赤丸に囲まれた部分に

白い紋様がある事により原名亜種と見分けます。

 

 

最初に添付してあります写真は、

ブログ掲載を良くする為に画像修正をして欠脱した足を追加してありますが、
実際の標本はこのような状態ですので、

ご確認のほどに。

2003年

上と同一個体

上と同一個体

 

 

シラユキカナブン!

白雪とかけて白雪姫と

何かを書こうと考えましたが

雪どころか、

もう春まじかなうえに

この個体は雄だゎ~ネ。

それならとブログ更新は0時で。

あっ!

おとぎばなしの0時のガラスの靴も、

シンデレラやんかい~!

え~~い!!落ち無し~!!