最近、読み返した本です。東野圭吾さんが、大好きで何冊も読んでいますが、読んでから何年か経つとあれっ、この本の内容どんなだったっけ?と、思うことがあり、もう一度始めから読んでみました。
物語は、ごく普通の4人家族の中学生の息子(直己)が、名前も知らない小さな女の子を、とりとめのない理由から自宅で、殺めてしまう事から始まります。
この家族の主(あるじ)、江原昭夫の妻、八重子は、息子の将来を悲観して、私が、やったことにすると言ってはみたものの、結局、遺体を、近くの公園に捨てに行きました。
でも、遺体に付着していた芝生が、江原家のものと同じとゆう事がわかり、疑いが、江原家にいる誰かが、怪しいのではないかと警察が動きはじめたころ、家族会議が行われ、良心の呵責を感じながらも、同居している認知症の昭夫の母親の犯行にしよう、そうすれば、罪も軽くなるだろうと考えたわけです。
しかし、そこは、やはり、東野作品ではおなじみの加賀 恭一郎刑事が、真相を暴き、犯人は息子である事を確信します。
クライマックスは、まさかまさかの展開で、話そうとするとすご~く長くなるし、上手く説明する自信がないので、割愛させていただきますが(スイマセン!)タイトルの「赤い指」が、とても重要な意味あいを持っていることは、確かです。
一部だけ、お話しするのであれば、昭夫の母親(晴枝)は、始めから認知症では、なかったこと。。。なので、事件のことも全て分かっていたのです。
どうして認知症のふりをしていたのか、どうして、すぐに警察に届けなかったのか、の、理由がわかるにつれ、昭夫に対する、深い愛情を感じとることができて、涙がとまらなくなりました。
どんな思いで、自分を犯人に仕立て上げる話を聞いていたのでしょうか。
読んだ方なら、おわかりになると思うのですが、
杖についている鈴、古いアルバム。。。
この二つのワードを思い出すと今でも、涙が出そうになります。
最後は全てがわかり、お母さんが警察に連れていかれることはありませんでした。
きっと、この物語のキ―パーソンでもある?昭夫の妹ともども、家族に失われた絆、暖かさを江原家にも取り戻してほしかったのでしょうね。
エンディングはホントにグッときてしまいました。
興味を持たれました方、ぜひ、読んでみてくださいね☆
読書は、私にとって、自分一人の頭の中で想像をふくらませることができるので、大好きな趣味です。今は、宮本 輝の、海岸列車を、読んで、活字から、色んな感情、情景なんかを、自分自身で勝手に想像しながら楽しんでいます
![本](https://emoji.ameba.jp/img/user/cl/clove-heart/26640.gif)
また、感想書きたくなったら書きたいと思います。
本日もお付き合いありがとうございました、ペコリッ♪
最近、風邪を、ひいてから、心の風邪もひいたみたいで、全くやる気がおきませんッ、自分のやる気スイッチどこにあるんだろ~(笑)。。。
そんなとき、みなさんにもありますよね~?
そんな時のストレス解消法の一つは、音楽です。秦さんの声を聞くと、心が浄化されていくのが分かります。曲も、歌詞も最高だと思うので、是非、再生ボタン押してみてくんしゃい
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