募集型企画旅行(添乗員同行)に参加された場合、
多くは空港にある旅行会社のカウンターで
手続きをされますよね。
空港にあるあのカウンターは賃借しているので
隣のカウンターは他社の添乗員が受付をしている
こともあるのです。
隣のカウンターの添乗員と受付終了後に
お話をすることになりました。
いつもはとある地方都市出発の海外ツアーに添乗を
しているのだが、繁忙期のために東京発の応援に
呼び出されたようだ。
その添乗員は今後、インバウンドのお仕事に
シフトチェンジをしたいとのことだった。
その添乗員を乗(じょう)さんと呼ぶことにしましょう。
乗さんは地方都市で、外国人向け現地発ツアーの
インバウンドツアーの添乗をしているとのことだ。
通訳案内士(資格を持った観光ガイド)ではなく、
添乗スタッフとして旅程管理をしているらしい。
通訳案内士と旅程管理主任者(添乗員)は仕事内容が
違うのだが、今回は省略したい。
添てん じゃあ、観光案内はしなくていいの?
乗さん でも、質問はしてくるよ。
日本の文化を多少説明できるといいね。
添てん 例えばどんな事?
乗さん 神社に行ったら鳥居の意味とか、
手を洗う理由とか、質問されるよ。
添てん 日本語でも説明できないわ
乗さん 仕事的にはガイディングは求められないけど
お客さんが喜ぶとチップもらえるんだよ。
副収入が入るのは嬉しいよね。
やってみる気があれば、紹介するよ。
外国人向けの現地発着ツアーは、基本日帰り。
1泊2日、2泊3日のツアーもあるらしい。
私たちの業界の雇用契約は、派遣会社に所属して
派遣される場合がほとんどだが、
インバウンドに関しては直雇用もあるようだね。
インバウンドのお仕事もいろいろとあるらしく
外国人向け現地発ツアー、団体観光の同行、
個人観光の同行、空港や駅、ホテルのヘルプ
派遣会社からのインバウンドのスタッフは
それが専門に派遣されるみたい。
添てんの所属会社にも専門スタッフがいるよ。
もし、インバウンドの仕事をしてみたければ
他社の派遣会社にインバウンドスタッフとして登録するか、
小さなインバウンドを請け負っている手配会社に
他の添乗員さんから紹介してもらうしかないみたい。
インバウンドの小さな手配会社が、
増えてきていると聞きましたよ。
さて、添てんはインバウンドに挑戦したのでしょうか?
英語は得意じゃないからね
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