フライドポテトが大好きな2人
冷凍ポテトを揚げてテーブルへ
兄のたろ吉がよそ見している間に
弟のはろ吉、ポテトを両手につかんでモグモグ
まぁ、はろ吉は何でも両手に持って食べないと気がすまない、はらぺこ王ではあるんだけれど、とくにジャガイモには目がない。
何だかんだで最後のひとつになり、もちろん？はろ吉が掴んで食べようとする
…すると、たろ吉が一言
「たろちゃん、全然食べてないよ！」
私が、はろ吉に
「はろ吉！たろちゃんポテト食べてないから食べたいんだって。はろ吉は、いっぱい食べたよね？たろちゃんにあげたら？」
言葉がだいぶ理解出来るようになってきた、はろ吉は私の言葉に うん、うん と元気に返事しながら聞いていた。
さて、どうするかなーと思ったら、「あーん」と口をあけて待つたろ吉をチラッと見て、口に一瞬だけポテトを近づけたと思ったら、
パク！モグモグモグ。
自分で食べちまいやがった！
たろ吉の悲しそうな顔が…
兄だけど兄なのに
私も思わず苦笑い
その日の晩御飯
肉巻きいろいろ野菜。
例のごとく、スプーン放り投げて両手に肉巻き持って満足そうな、はろ吉
これが最後の肉巻き
おやつでのワンシーン 再来
今度はふたつ持ってるわけだし、片方あげよう！という呼びかけはアリかなぁと思い、
はろ吉、肉巻き、ひとつたろちゃんにあげたら？どうぞしてあげて。
とお伺いを立ててみると…
はろ吉、肉巻き審議をへて
片方をたろ吉へ渡した！
渡せた！
私は、ニヤニヤしながら見つめる。
両手に持ってれば分けあえるのね
まぁ、いまはそれでいいか。
思わず、私からたろ吉へ一言
「このままいくと、生存競争に負けるぞ！食べたいなら待たずに食べなさい。はろ吉の食欲に負けるなっ！がんばれー！」
食うか食われるか。
争う必要はないけど指を加えてみてたらいつまでもお腹ぺこぺこのままだぜ。
