ハロー


大女優も

年を取るんだな〜と ←当たり前

感慨深く観ました



デスパレート・ラン

夫を亡くして
もうすぐ1年になる
エイミー(ナオミ・ワッツ)
高校生の息子
ノア(コルトン・ゴボ)は
父親の急逝から立ち直れず
学校も休みがち
ある朝
娘・エミリーを
スクールバスに乗せた後
ノアを家に残したまま
スマホを片手に
ランニングに出掛けます
音楽を聴いたり
同僚や友人と会話しながら
森の奥深くまで走り
夫への想いを馳せていると

地域の全学校が封鎖されたと
緊急速報が入ります
学校の電話は
既にパンク状態で

知人や
119番への電話や
ニュース動画により
明らかになったのは

ノアの高校で
立てこもり事件が発生したという事

エイミーが出た後
ノアが学校へ行ったのか
わからない状況の中
スマホだけを頼りに
何マイルも先の
避難場所の公民館を
走って目指すことに……


この映画

とにかく
ひたすらエイミーが
森の中を走り抜けながら
スマホで会話するという
ワンシチュエーション映画

ワンシチュエーションと言えば
私のお気に入りは
こちら↓↓↓
キャストが少なかったり
舞台も固定されていたりするので
何より会話が頼みの綱で

過去に観た
★ゼロの問題作↓↓↓
なおさら許せない映画でした

また
こんな安上がりな映画も↓↓↓
こちらは……


エイミーが
スマホを駆使して
公民館を目指したり
ノアの状況を確認し
犯人を特定するのは
面白かったのですが

とにかく
エイミーが
わがまま!

この非常事態の中で
ノアが登校しているかどうかを
確認したいエイミー
私なら
ノアを1人置いて
ランニングには行かないかな?

ノアに連絡がつかないため
父親が
昔から利用している
車屋の店員に
「見てきて」
無理強いする
警察から
外出を禁じられているし
巻き込まれたら
責任とれる?

だけど
この店員が良い人で

ノアの車があるか
高校まで行って
見てきてくれるし

その後も
逐一
学校の様子を報告してくれる


また
車屋だけじゃなくて

逃げ出す時にケガをした
友人の娘にも
無理に電話口に出させて

犯人かもしれない人物の
名前を読み上げ
その中に
知らない名前はないか
答えさせる

相手の状況なんて
お構いなし

きっと今は忙しい
消防や警察にも
お構いなく
電話をかけまくる


エイミーの電話のせいで
回線が1つ奪われるんだよ?

母親なら
息子の事だけで精一杯で
周りは見えなくなっちゃうのかな?


……なんて

エイミーの気持ちは
わからんでもないのだけど

彼女の自己中な行動には
賛成出来ない


何よりも
1番ダメだったのは

犯人の電話番号がわかった時
電話しちゃった


当然ですが
犯人は
警察の差し金だと
怒り狂う

警察も
エイミーを叱ります
せっかく
交渉人が犯人を説得していたのに
台なしになったよ
馬鹿なのか?

この電話のせいで
犯人は
完全に連絡を絶ってしまいます


すると
手詰まりになった警察が
エイミーに
時間稼ぎの協力を依頼
いやいや
ド素人だよ?


警察も
馬鹿なのか?



しかも
片方の耳にイヤホンをさして
警察から指示を受けながら

もう片方の耳で
犯人と話すという
何芸?

そんな技を披露しつつ
高校付近に到着して
無事にノアは脱出
エイミーのお手柄だと
警察からは感謝の電話


いやいやいやいや💦


エイミーの
どの行為が活躍したのか
さっぱり
伝わらなかったんですけど?


とにかく
親子関係も回復し
めでたし、めでたし〜

だから
な・ん・で?


ラストの巻きがスゴくて
何をどうしたから
こうなったのか

さっぱり
わからない
幕引きでした


そんな
後半はヒドい映画でしたが
森の風景は美しかったし

ナオミ・ワッツさんの
年相応の衰えが良かったです

走って走って
ダーーーーー⤵

走って走って
ダーーーーー⤵

超人並に走り抜けられたら
おかしいもんね


もう少し頑張って
丁寧に作り込んでいたら
もっと良い映画になったかも



映画評価

★★☆☆☆

努力賞かな?