ハロー


深夜に放映する映画にも

たまに観ごたえある物があります



完全なる報復

ある日
クライドの家に
2人の強盗が押し入り
刺された彼の目の前で
妻と娘は殺害されます

その後
犯人は捕まりますが

検事のニックは

刺されて気を失った

クライドの証言では

有罪にするのは難しいと

司法取引に持ち込みます


結果

2人の犯人のうち

エイムスは死刑となり

妻たちを刺したダービーは

禁錮5年となります


10年後


エイムスの死刑が執行される日

ニックは後輩のサラと

見届けに行きますが

楽に死ぬはずのエイムスが

別の毒物を仕込まれ

「俺は殺してない!」と叫びつつ

苦しみながら果てます


更に

ダービーが

悲惨極まりない姿で発見され


犯人として

クライドが逮捕されますが……

この映画


クライドは刑務所にいるのに

10年前の裁判に関った人物への

報復行動が次々に起り

その共犯者探しに

全ての人物が疑わしくて


目を皿のようにして

観ていました



でも結局は

この映画に似たような手口で↓↓↓

『ショーシャンクの空に』 

なんだかパクリみたいで

ガッカリ



そして

更に残念だったのは

ラストシーンで



確かに

クライドは

卑劣な殺人犯ではあったけど


妻子を失った上に

司法に護られなかった

同情に値する男なので


私としては

報復を

完全にやり遂げて欲しかったし


元凶はニックなのに

襲わなかった謎と


彼だけ

幸せな結末


イラ立ちさえ覚える

ハッピーエンドでした



それでも

残忍な手口の中にも

あっと声を上げてしまうような

巧妙なシーンもあって

十分に楽しめる映画となりました



原題は

『LAW ABIDING CITIZEN』

意味は

『法律を遵守する市民』


邦題は

結末と合わないけど

原題も

なんだか違うような💦



映画評価

★★★★☆

吹替より字幕で観たかった