西暦20××年
誰もが念仏を唱えていた
神妙な顔をして
楽しいことなど何もないかのように
虐待が蔓延している社会では
誰もが自分の価値を貶めて
グルーミングされて
トリミングされても
まだ気づかない
一斉に誰かを攻撃しては
全責任をなすりつけ
あとの祭りと立ち去った
神も仏もありゃしねぇ
いっときぶちアゲしたかとて
全方位360度の豊かさには
まるで届かない
そのまた先の
海の向こうの遥か彼方
カスカスのスッカスカ
ーあなたがいれば あゝあなたがいれば
つらくはないわこの東京砂漠
空が哭いてる 煤け汚されて
人はやさしさを どこに捨ててきたの
ビルの谷間の川は流れない
人の波だけが黒く流れていく
あなたあなたにめぐり逢うまでは
あなたがいれば あゝあなたがいれば
陽はまた昇る この東京砂漠ー
＊＊＊＊＊
そりゃあ、
内山田洋とクールファイブも
歌いたくなるだろうよ
ねぇ、あたいの半生を聞いてよ
なんで半生なんて言うかってーとね
アラフィフのあたいは
100歳までは生きる気でいるからなのよ
どうやって100歳まで生きるかは
おじいちゃんが見せてくれたから
分かる気ではいるの
やりたいことしかやらないってことよ
たったこれだけのことで
誰だって100歳まで生きれるのよ
もちろんモラルの範囲内でよ
それでも100歳までなら余裕なの
もし、200歳までというなら
それはモラルなんて軽々と超える
アブメンタルがないといけないんだけどね
たいがいの人は
「さすがに200歳はちょっとー…」
ってなるんだと思うの
本人が無理だと思うことは
どうしたって無理なのよ
ちょうど"無理を通せば道理が引く"とは
逆の意味でね
それでなんだっけ？
ああ、あたいの半生か、、、
何を言おうとしたか忘れちゃったじゃないのよ
別にあなたのせいじゃないんだけどね
えーーーと、
うーーーーーーーーーーーーーーん
そうね、思い出した
すっごい重い話しだったわ
あたいのはさ、もっとこの地球って
楽しいとこだと思ってやって来たのよ
確かにただ楽しいだけではなさそうだぞって
予感はしてたの
なんでかは私の『5歳の時の夢の話し』を
見てほしいんだけどね
まー今はいいわ
探すのがめんどいからね
とにかく、チクッ！と刺されて
ああ、これは一波乱あるなって予感はしてたの
でもね、そうは思いながらも
最初は無邪気に地球を楽しんでたわ
見るもの、聞くもの、全てが新鮮だったからね
だけどその新鮮トロロマグロも
そのうちどんより鮮度が落ちてきたのよ
(トロロマグロ？)
でもさ、それはそれで
まだね！カルパッチョにでもすれば
食べられないこともないかなって
だいぶ味は誤魔化せるでしょ？
それは自堕落とか退廃的とか
そういう雰囲気を楽しむってことでもあったの
でもね、四半世紀生きた頃くらいから
とうとう誤魔化せなくなったのよ
どうにもこうにも腐敗臭が漂いはじめたの！
そしてどうしてこれが美味しいのか？
なぜみんな食べてるのか？
ぜんぜん分からなくなったのよ
なんどもなんども
自分が間違ってるんじゃないかって思ったわ
むしろ間違ってる証拠を探そうと
必死になってたくらいよ
だけど、隅々まで探したけど
見つからないんだってことが分かったの
20年くらいも探したけど、何もなかったから
でも、誰もトロロマグロが
腐ってるだなんて決して言わなくて
コイツらは恥知らずのマヌケだと思ってたけど
恥知らずのマヌケにもなれない自分は
世界一ダメな人間だと思い込んだの
それで笑うことも諦めたの
しかしね、
さすがに世の中がここまで来て
誰もがおかしいと思うようになってさ
おせーよって話しなんだけど
とにかく、表面に見えてることなんて
もう終わったことなのよ
終わったことにはご愁傷様！
でいいんだけど
"始まってる"こともあるのよ
"始まりつつあること"って言うのかな
それは誰も説明できないの
たった今起きてることは
感じることしかできないのよ
いつだって説明できるようになるのは
終わった後なんだから
誰も今を追いかけられないけど
それは感じるためなの
感じることをやめたら
生きてることにはならないわ
私は感じたことを失くしたくないの
だから私という『物語屋さん』がいるのよ
世界初くらいのことを言語化しないと
ドキドキしない特異体質なのね
それ以外の仕事になんてあんまり興味がないし
だからいつもやる気なんて出さないのよ
私がする仕事なんて
物語り屋さんくらいでいいと思ってるから
だって、いい仕事をしたなって思いながら飲む
夕暮れのハートフル・オン・ザ・ロックは
格別な味でしょうからね
て、また話しが逸れちゃったんだけど
もうこのまま話しが長くなってもアレだから
ぶっちゃけ、はっきり言うけどさ
この社会のルールのね
土台が違うのよ
土台が違ったらもう何を建てたってムダなの
『砂上の楼閣』ってことね
つまりね、
搾取のためのルールが
枝葉の先まで行き渡ってるから
とても豊かさとは程遠いのよ
豊かな文化ってのはさ
平和な文明でしか成り立たないのよ
だって生きるか死ぬかって時に
豊かな文明なんて築いてられないでしょ？
それに、考えてみたら分かると思うんだけど
搾取し続けたら、どうなるか？
しまいにはペンペン草も生えなくなって
砂漠と化すだけなのよ
＊＊＊＊＊
てね、
ホントは後、倍くらいの文章があるんだけど
文字制限がかかったから
後半は明日にするわ
さらにヒートアップするんだけどさ！
こちとら、文字制限がかかって
気分がダウンだわよ
とりま、
疲れたので
今日はこれで終わるね
おやすみ〜
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＊ニホンゴ・アーティスト＊おもいツキ職人＊コトバ de モジリスト＊
❤︎ココアちゃん❤︎でした〜