![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
母にかかりきりでしばらく叔母のもとに行かなかったら、以前より認知症が進んでしまったような叔母でした。
介護サービス会議でスタッフの皆さんとも改めて話し合い有意義な時間をもてたものの、叔母があまりスタッフとと親しくなれていないことも気になった私でした。
そのため、母の死後のいろいろなことをしながらも、なるべく叔母の方へも通うことにしました。
前回の話はこちら⬇️
訪問医療も体制が整い、うまく動き出したかのように見えた叔母の在宅介護でしたが. . . 。
訪問医療の体制が整ったことで、今までケアマネさんのもと、しっかりとしたチームワークでまわっていた日常に、少しずつ少しずつ軋みが出てきていたのかもしれない。
今までは、全てをケアマネさんがリーダーシップをとって、私と介護サービス事務所の橋渡しをしてくれていた。
スタッフの方々がみんな、叔母の様子をケアマネさんに報告してくれて、それをケアマネさんが丁寧に私に伝えてくれて、問題点があれば私の意見も聞きながら改善してくれていた。
私も叔母の家を訪ねたら、その時の叔母の様子を逐一ケアマネさんにメールで報告して、ケアマネさんにできるだけ叔母の状態を把握してもらうようにしていて、そのことをまたケアマネさんがスタッフみんなに周知してくれていた。
それでキッチリ歯車が噛み合って上手にまわっていたと思う。
ところが、
訪問医療のメディカルケアステーションのアプリで、訪問医療の看護師さんが私と直接、連絡がとれるようになった今、看護師さんがケアマネさんではなく直接、私にいろいろ言ってくるようになった。
それは例えば、
👩🏻⚕️「冷蔵庫に賞味期限が切れた物が入っているようです。
一日置きくらいにこちらへいらして、冷蔵庫の中を点検して廃棄してもらえますか?」
と連絡があり、ちょっと戸惑ってしまった。
もちろん、母が一人暮らしをしている時は毎日、母のもとへ行っていたから、介護者であれば一日おきに行くことは別に特別なことじゃない。
ただ、これまで私は母の介護もあったし、叔母と姪ということもあって、叔母の周りの介護スタッフの皆さんが私に全てを負わせるのは無理があると、みんなで手分けして叔母の1人暮らしを支えてくれていた。
特にこのところは、母の方が厳しい状況が続いていたから、ケアマネさんを中心に叔母をがっちりサポートしてくれていた。
だから、急に
「一日おきに来て、冷蔵庫の点検と廃棄を」
と言われて困惑してしまった。
また冷蔵庫については、叔母が中身を勝手に捨てたりすることを許さず、ケアマネさんを中心にみんなで考えて、ヘルパーさんが買い物してきた品物を冷蔵庫に入れる時などにさりげなく捨てるという形に落ち着いているのだけど。
訪問医療の看護師さんはそういうことを知らないのかな。
この話はケアマネさんに話した上で私に言ってきているのだろうか。
でも、ケアマネさんに言えば、これまでの経緯を説明されるだろうし、私の方の事情も話してくれるはずだから、ケアマネさんをとばして私に直接言ってきている可能性が高い。
一応、これまでの簡単な経緯や叔母の生活様式や性格、ケアマネさんやヘルパーさんのやり方で冷蔵庫はチェックされていること、私は遠方で今はまだ母亡き後のいろいろなことをしている中、なるべく行くようにしている状況なので、1日おきに叔母の所へ行くことは不可能であることを伝えた。
でも、訪問医療の看護師さんは、本来はやはり1日おきくらいは来てほしいこと、ヘルパーさんのやり方では生ぬるい、本人の気持ちよりも健康面を考えて、厳しく破棄した方がよいというような返信がかえってきた。
そんなこと言われても. . .![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
仕方がないので、ケアマネさんにこの旨伝えて相談してみた。
ケアマネさんは、
やはり、強引なやり方は叔母を却って頑なに冷蔵庫を見せないなどのトラブルに発展しかねない、もちろん腐った物を食べて食中毒になったりすると困るが、ヘルパーさんもそのへんは気をつけながらやっているから、このやり方でもう少し様子を見たらどうかということだった。
訪問医療の看護師さんにも話しをしてみてくれるということだったんだけど. . . 。
その後も、設置したお薬カレンダーの管理が、叔母では心もとないので、私がやるようにという連絡も訪問医療の看護師さんからあった。
薬の管理ももうだいぶ前から、叔母ではなく、ヘルパーさん、訪問看護が始まってからはその看護師さん(訪問医療の病院とは別組織)が管理してくれることになっていた。
つまり、新しい訪問医療の看護師さんは、叔母の在宅介護サービスの現状をあまり把握していないようにみえた。
今までケアマネさんのもと、スタッフがみんなで築き上げたやり方を踏まえることなく、私に意見したり、指示されたりすると、私の方も混乱してしまう。
良くなったと思っていたこの訪問医療の再スタートだったけれど、今思えば、少しずつこの頃から叔母の一人暮らしを支えていた在宅介護が揺らぎ始めていたのかもしれない。
(つづく)