食事のリハビリはスタートしたけれど. . . | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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無事、嚥下機能検査で問題ナシの結果を得て、母は食事リハビリをスタートさせることになりました。続きです。
前回の話はこちら⬇️


検査後、また病院から電話がかかってきた。


検査の話の時の女性の先生だ。



🧑🏻‍⚕️「ゼリーから少しずつ始めて、とろみ食へとあげていきますが、ゼリーで何味が好きとかありますか?」


母はゼリー自体がもともと好きではなく、昔は一切ゼリーは食べなかった。

もともとフルーツもあまり好きではなかったから、フルーツによせている(?)ゼリーの味も好みではなかったかもしれない。


でも、それを言ったら話しは始まらない。



好きなフルーツと言えば、強いて言えばりんごかな🤔 でも、りんご味のゼリーって、あまり聞かないよね。



仕方なく

👩🏻「りんご味でしょうかね. . .」


🧑🏻‍⚕️「うーん、りんご味なんてあるかなぁ。栄養士にも聞いてみますね」


そうだよね、りんご味のゼリーって、あんまり一般的にはないよね😞




それから、また数日たって、電話が. . .。


🧑🏻‍⚕️「お母様、ゼリー自体も飽きてしまっているようで。甘いものはお嫌いですか?」


👩🏻「そうですね、お煎餅とか歯ごたえがあって、塩からい物の方がもともと好きでしたから。すみません」


🧑🏻‍⚕️「そうなんですね。とにかく食がすすまなくて. . .。看護師が何が食べたい?と聞いたら、白いご飯にさっぱりとお刺身が食べたいとおっしゃったらしいのですが」



そうだよね、入院してから、嚥下機能がダメだとか、誤嚥しちゃうと困るとかで、ずっと絶食だったり、ゼリーばかりでろくなもの食べてないものね。



真っ白いホカホカごはんにワサビのきいたお刺身、食べたいだろうなぁ。


母は父と結婚してから、一時、海の近い所に住んで、父が海鮮が好きだったこともあり、美味しいお刺身を毎日のように食べてた時があったらしい。

それまで生物はあまり食べなかった母が、その時、父に無理に勧められて食べた、いきのいいお刺身の美味しさにビックリしたと言ってたっけ。



少しでも食べさせてあげられたらなぁ



👩🏻「病院でお刺身なんて出せないでしょうから、こちらから少しだけ差し入れるというのはどうでしょうか」


🧑🏻‍⚕️「いきなりお刺身というのはちょっと. . .。

とにかく、こちらでもいろいろ試して好きなお味を探っていきたいと思います」


👩🏻「ありがとうございます。よろしくお願い致します。何かこちらでも出来ることがありましたら、いつでも言って下さい」




あー、母よ、頑張って何とか食べてくれ〜🙏💦

ゼリーの段階をクリアしなければ、何だか次に進めないみたいだから、これじゃあ、いつまで経っても足踏み状態になっちゃうよ😞


それにゼリーが長引けば、益々、ゼリーが嫌になってしまう。

そしたら、母のことだから「いらないわ」って頑として食べないってことも起こるだろうから、



そんな負のループに、入りこまないことを祈る🙏しかない私です😭


(つづく)