声をかけ続けて | てんてこまいの介護日記

てんてこまいの介護日記

母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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救急搬送された母でしたが、状態が悪く、意識もありません。
私と娘が必死に声かけするも、反応はなく. . .私は心折れてしまって。
そんな私を叱咤激励しながら、娘は声かけを続けました。
続きです。前回の話はこちら⬇️


娘の声かけむなしく、母に反応はなかった。


私は何度めかの呼び出しを受けて、手続きのため母の元を離れた。


再入院の手続きをとる。

厳しい状況だが、入院して様子を見るという。

「ご年齢がご年齢ですので. . .万が一のことは覚悟して下さい。意識が戻ればいいのですが. . .」


その時だった


👧🏻「ママ、ママ来て!おばあちゃんがママを呼んでる」


なんだって⁉️びっくりハッ


急いで母の元は駆けつける。

👧🏻「声かけてたら、うーんって気がついて、まいちゃんは?って」


👩🏻「ママ!まいよ、わかる?」


👵🏻「まいちゃん? ...」


目をつぶったままだが、反応した!


母の手を握りしめて


👩🏻「ここにいるわよ。大丈夫?」


母は少し目を開けて、


👵🏻「ああ、わかるわ」


声に力はないが、意識はもどったようだ。



看護師さんも駆けつけて、他の看護師さんに

🧑🏻‍⚕️「先生を呼んで!」


そして

🧑🏻‍⚕️「梅園さーん、わかりますか?ここがどこだかわかりますかー?病院ですよー」


と声をかけた。

母は苦しそうだったが、頷いた。


私たちはいったん外に出るように言われる。


私と娘で

「がんばって!!また来るからね」


と言うと、


👵🏻「がんばる. . .」


とかすれた声ながらもハッキリと答えた。


私たちは廊下に出て、涙ぐんで手をとりあった。


👩🏻「良かった!娘ちゃん、ありがとう、諦めないで声かけてくれたから」


👧🏻「さすが、おばあちゃんだよ!このくらいじゃ、へこたれないって。

頑張るってハッキリ言ってたね」


本当に

良かったぁ〜😭


もちろん、これで回復したわけでなく、これからなんだけど、それでも望みをつなげることが出来たこと、感謝の気持ちでいっぱいだった。


(つづく)