看護師さんに促されて、着替え。
持って行った服を見て
👵🏻「私の服じゃないわ」
と言うも(こういうところはしっかりしている😅)、春夏物が見つからなくて臨時で買ったからと説明して渡す。
着替えた叔母を車椅子に乗せてもらい、看護師さんにお礼を言った。
荷物があったので、温田さんが車椅子を押してくれて、私は荷物を持って一緒にエレベーターで一階へ。
一階の待合室でケアマネさんとヘルパーさんの責任者の女性が笑顔で迎えてくれた。
ケアマネさんもヘルパーさんも笑顔で叔母に声かけしてくれたが、叔母は帰宅への不安があるのかあまり愛想がよくない(せっかく迎えに来てくれたんだから、愛想よくしてくれよーと思う)
ここで既にヘルパーさんが苦笑い。
ヘルパーさんが車椅子を押してくれて、荷物をケアマネさんが半分持ってくれて、温田さんにお礼を言って病院を後にした。
叔母の部屋に着くと、叔母は、不安そうにしていたものの、懐かしい自分の部屋を見て、ちょっとホッとした表情を見せた。
👩🏻「掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりしたけど、基本、勝手に物は捨ててないから」
と言ったが、玄関の枯葉を確認、床のチラシを見て、そしておもむろに冷蔵庫をチェック!
しげしげと見ているので
👩🏻「牛乳の飲みかけは腐ってたので、処分して、新しい牛乳にしてあるから。
あと食べると思ってヨーグルトも新しくしてあるよ。
野菜はトマトとか買ってあるから食べてね。
あとはなるべく勝手に捨てたりしていないけど、何か気になる物とかあるかな?」
小さなタッパーのよくわからなかった物は叔母が自分で取り出し、中を開けてみて顔をしかめて流しの方へ、自分で廃棄。
高級ゴマだれ群?は見たけれどやはり捨てなかった😅
(ゴマだれのことはこちら⬇️)
そして、納得したのか冷蔵庫を閉めた。
あぶなーい、まさかすぐに冷蔵庫をチェックするとは。
きれいさっぱり捨てずに、叔母が見て捨てられる物を残しておいて良かった😮💨
叔母の冷蔵庫チェックの時は、ケアマネさんもヘルパーさんも一瞬かたまっていたが、すぐにテキパキと病院から持ち帰った物を出して、叔母に確認しながら片付けてくれた。
そのうち福祉用具の事務所の人も手すりを持ってきてくれて、手すりを組み立て、ケアマネさんと相談しながら手際よく設置してくれた。
そして、叔母にも実際歩いてもらい、使い勝手も確認する。
カバーを変えたが干すことが出来なかった布団は、その日はお天気もよかったので、ケアマネさんが声をかけてくれて、福祉用具の事務所の男の人がベランダに出して干してくれた。
人手があるといろいろなことがドンドン進む。
やはり腰痛持ち😅で非力の私が1人でやるより断然能率が違う。ありがたい。
ヘルパーさんはその間に洗濯機を回してくれて、ケアマネさんは新聞の再開の電話連絡をしてくれた。
ケアプランのプリントも配られた。
退院後は、前回すぐにまた具合が悪くなって再入院した経緯があるので、10日ほどは毎日誰かしらが訪問して様子を見るスケジュールを組んでくれた。
叔母は
👵🏻「毎日、人が来たら落ち着かないわ」
と不服そうだったが、そこは私が強くお願いした。
👩🏻「退院後は本当は私が毎日来てあげたいところだけど、母の方のこともあるから来られないの。心配だから、私のためと思ってみんなに来てもらって!」
と言うと、しぶしぶ了解した。
鍵もこの間のように、(この間とはこの時のこと⬇️)
訪ねて応答がないと困るので、キーボックスを用意して、ケアマネさんとヘルパーさんの責任者と私で暗証番号を決めて、何かの時にはそれぞれで対応できるようにした。
退院したばかりで、叔母も疲れるだろうから、早く休ませてあげたいとも思うが、やることが目白押しで...
👩🏻「疲れない?大丈夫?」
と声をかけながら、みんなでいろいろと進めていく。
(つづく)
[キーボックスについて]
キーボックスは中に合鍵を入れておいて外に設置できる物です。暗証番号で開けて、いざという時に中の鍵を取り出して使うことができます。
在宅介護の現場では利用されることも多いようです。
通販でキーボックスで検索するとでてきますし、ホームセンターなどで買うこともできます。
値段は安いものだと千円くらいからあります。