久々の明るい希望 | てんてこまいの介護日記

てんてこまいの介護日記

母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

ご訪問ありがとうございますおねがい
妙な感じの認定調査になったものの、結果は要介護4でした。
落ち込む私のもとに朗報が!続きです。
前回の話はこちら⬇️

神戸に単身赴任の夫から連絡があった。

知人の病院の先生とも母のことを話したりしていたそうだ。(知人の医師は叔母の時にも薬のことなど相談した。前に出てきたこの人です⬇️ )
そんな中、昔から知っている看護師さんが総合病院とリハビリ病院を統合する看護部長になっていて、母の話を聞いて、声をかけてきてくれたという。

そこの病院の院長先生は、今は少し現場の仕事をセーブしているけれど、もともと病院の院長になった時から、リハビリの重要性を感じて、いち早くリハビリ病棟を立ち上げた人だという。

しかも拘束についても反対する姿勢だという。

その院長先生のもとで若い頃から薫陶を受けた看護部長さんは今や看護師のみならず、医師からも信頼される人だという。

夫が母のことを話すと、看護部長さんはとても憤慨し、また母や私のことをとても心配してくれたという。

そして、院長先生や副院長先生とも相談してくれて、そのリハビリ病院で母を受け入れてもいいと連絡してくれたという。

やった!!

私は飛び上がって喜んだ。夫も知人の医師の先生も信頼している所なら安心だ。

ところが、夫が、

「ただ一つ、看護部長が心配していることがあって...」

聞けば、なんと、その病院は都内ではないという。関東圏だが別の県だ。

「看護部長が言うには、コロナも流行ってきているので、その病院はもう全面的に面会は禁止になっているってことで。病院の入り口での届け物の受け渡しのみなんだって。
場所も遠く離れているから、抵抗を感じるのではないかって、心配している。」

「○○県...」

一瞬、母の縁もゆかりもない離れた土地に行かせることに戸惑ったことは確かだ。

でも、どうせ近くても今の病院も面会は禁止になっている。

会えないことは一緒だ。

しかも、○○県とは言っても、車でなら1時間ちょっと、電車も特急とかに乗れば1時間くらいだ。
それに面会できなくて中で何が行われているか全くわからない所より、信頼できる所に母を預けた方がいいに決まっている。

また、知人の先生が時々、その病院でも診察があるので、その時、母の様子を見て知らせてくれるという。それならさらに安心だ。

以前、ちらっと都外の病院なら、あてがないこともないから、聞いてみようかと言われた時は、今の病院で面会もできたから、やはり遠く離れて会えなくなることに抵抗があったので、聞いてもらうことを躊躇した。

でも、都内でも面会ができなくなって、会えないことに変わりはなくなっている。
そして、あちらの病院は母を受け入れると言ってきてくれている。
話は具体的になっているし、これを断る手はないと思った。

看護部長さんから、直接お電話も頂き、その温かい人柄にも触れて、私もすっかり心が決まった。



私は、○○県の総合病院と隣接して建てられたリハビリ病院に転院をお願いした。(母体は隣の総合病院なので、何かあればCTなどの検査から治療まで対応もできるので安心)

そして、すぐに今の病院に転院したい旨、連絡するように言われた。
母の状況を考えても早くことを進めた方がいいと言うことで、まずは患者や家族の転院の意志を伝えてほしいとのこと。
その後は病院同士で診療情報をやりとりしたりするからとのことだった。

病院に入退院を仕切る所があり、その相談室のソーシャルワーカーさんに話せばいいと教えてもらった。

緊張したが、看護部長さんから、転院に何ら問題はないと励ましてもらい、電話をかけた。

ところが....

やっぱり一筋縄ではいかないんだよね、この病院は...えーん

(つづく)