驚きのケアマネさん! | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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ついに!ケアマネージャーさんが決まり、初顔合わせとなりました。つづきです。前回の話はこちら⬇️




ほどなくケアマネージャーさんが決まったと神田さんから連絡があった。

契約と、これからの方針を話し合うために私にも立ち会いをお願いしたいということだった。

叔母も私も不安だったので、神田さんも立ち会ってくれることになったにっこり

 

契約当日、私は前の用事が押してしまいギリギリの到着になってしまった。

叔母の部屋にはもうケアマネージャーさんと神田さんがいらしていた。

神田さんのような優しい感じの人だったらいいなぁと思っていたけれど、神田さんとは対照的に見るからに押しの強い感じびっくりの人だった。頼りがいがありそうと言うべきか😅

 

先に叔母から今困っていることを聞いていたらしく、足腰が痛くてお風呂のお掃除をして沸かして入浴するのが大変になってきて、最近はシャワーや体を拭くなどで凌ぐことが多くなってきているので、お風呂掃除や、あとはたまった新聞紙(大きな段ボールにいっぱいたまっていたびっくり)の片付け、買い物のお手伝いをお願いしたいと叔母は言ったらしい。

ケアマネさんは、そうだよね、そうだよね、と少しオーバーに頷きながら叔母の話を聞き、

部屋を見回して、


「まずは部屋を片付けましょう」と。

「自費になるけれど、知ってる業者があるから、いっきに片付けちゃいましょう

 

片付けてもらえるのは願ったり叶ったりだけれど、そんな簡単にできるのだろうか。

 

そして

「お風呂なら、ちょうどこの団地の下にお風呂に入れる所がありますよ。広いお風呂で気持ちがいいですよ。そこに週一回行けば、お昼も食べられてゆっくりできますよ。」とケアマネさん。

叔母は

「この下にお風呂屋さんなんてないわよ。それに私はお昼は食べないから」

(この話の前にもお昼のお弁当サービスを勧められてて、叔母は速攻拒否している😅)

 

それでもケアマネさんはひるまず

「いえいえ、それがお風呂があるんですよー😃 送り迎えもしてくれるから、近いし、家で入るより楽ちんですよー」

その言葉に叔母も

「え?お風呂できたの?知らなかったわ。下なら楽ね」

と心動かされたようだった。


私が詳しいことを聞こうとすると、ケアマネさんはそれをさえぎるように


「引き落としの通帳は年金が振り込まれる通帳がいいから。年金が振り込まれる通帳はどれですか?」

と叔母に聞いた。

「通帳はいくつかあるけど、年金なんて入ってないわよ😑

しれっと言い放った叔母の言葉に、ケアマネさんはギョッポーンとして、

私に小声で

「もしかして年金もらえてないの?!」と。

私は慌てて叔母に

「何言ってるの?!年金もらってるでしょ!!」

そしてケアマネさんに

「叔母はずっと公務員で働いてきましたから、年金ちゃんともらっています」

と言った。叔母がどうしてそんなことを言ったのか?私は混乱してしまった😵‍💫 でも叔母はすましている。

ケアマネさんは疑わしそうに私と叔母を見て、叔母に急に語気を強めて真顔

「通帳はあるの?わかる?どこにしまってあるの?見せて!」

叔母は

「わかるに決まってるでしょえー そこの部屋の奥の...でも私は足が痛いからそっちへ取りに行くのが並大抵なことじゃないのよ」

するとケアマネさんは、私に代わりに取ってくるように命じて、躊躇する私に、叔母が「手を貸してちょうだい」と言って私の手を借りて行って通帳を持ってきた。

そして叔母が、ハンコもいるのかしらと別の引き出しを見るために後ろを向いたすきに、ケアマネさんがすばやく通帳をとり、私に

今のうちに早く中身を確認して年金入ってるかチェックして!」


私が勝手に人の通帳の中身を確認したりできないと言っている間にケアマネさん自身が通帳を開き、パーッと目を通して

年金、入ってる、入ってる貯金もあるし、これなら大丈夫ニヤリと誰に言うともなくつぶやいて驚き すばやく私の手元に通帳を返してきた。

そして何食わぬ顔でまた叔母にもとの愛想笑いを向けた。


このケアマネさんの行動に私は面食らってしまった❗️

もたもたしていたら事は運ばないけれど、プライバシーもへったくれもない。

あまりの強引さにケアマネさんの顔をながめてしまった凝視

(つづく)