夢追い人の代償!!二度と正社員に戻れない40歳代の悲劇 | 40代からの転職が失敗して絶望する前に考えること

40代からの転職が失敗して絶望する前に考えること

40代からの転職が失敗して絶望する方には、ある典型的な特徴があります。いかに行動すれば短期間で正社員として就職できるかを、総務歴15年の私斉藤が正しい戦略と戦術を伝授します。
キャリアアップ・キャリアチェンジを考えている40代も必見ですよ。

転職支援をしている斉藤です。

 

この時期、ゴールデンウィーク辺りになると新卒者の一人か二人が「 俺は資格をとって世の中の人の役に立つんだ 」とか「 私にはやることがあるから 」って理由で出てこなくなるんですね。

 

私も新卒で入社した会社を2年半で辞めた過去があるし。同期の中で自分だけリーダーに上がったことを妬んだ同期達から陰湿な苛めをうけるようになり出社拒否…ホンマ懐かしい限りですし、

 

 

逃げたくなる気持ち、夢追いしたくなる気持ちも重々理解できます!!

 

 

し 辛かった逃げたらいいんだよ?って世の中の若い人達に言いたい!!

 

 

「 一生のうち1度でいいから、世界中の大陸を大好きなバイクで走ってみたい! 」という夢を、その当時勤務していた会社を退職しまで叶えた代償が、現段階で、非正規社員としてコインパーキングの保守業務に携わるNさん47歳。 Nさんは大学卒業後、某大手製造メーカーに就職。20代半ばで既に年収は400万円を超えていたという。

 

「 当時は、僕ぐらいの実力なら一生安泰だなって思っていました 」 かなり大胆な人生設計だと思ってしまったんですが、27歳になった頃、今まで働いて貯めた給料を使って、勤めていた製造メーカーを退職した後、数年かけてオーストラリア、ニュージーランド、ネパール、インドを旅したという。 

 

 

夢の実現と引き換えに厳しい現実が待っていた

しかし、夢を実現させ、海外旅行を楽しんだ彼を待っていたのは、思っている以上に手厳しい現実でした。ハローワークに通って、数社面接を受けたそうなんですが、「 どうせすぐ辞めるんじゃないの? 」って言われるばかりで辛かった。すでに当時から、正社員として就職するのは厳しかったという。 

 

そのうち、都内の個人会計事務所に正社員として就職するも、実際担当させられたのは経験が浅い会計システムのセールスだったという。結局のところ、営業の成績が伸びず、1年で肩を叩かれる形になってしまったNさんは、人材バンクに登録し、とある美術館で働き始めたという。 

 

募集していた人物像がある程度外国語がしゃべれて、知識がある人だった。そんなこんなで採用されたんですが、上司との相性もよくて。「 ああ、このまま一生安泰でいて欲しい 」とマジで思ったという。 美術館で働いていたときの年収は非正規雇用だったが、400万円ほどあったという。正社員でなくても、悪くない年収ではないだろうか。

 

 

夢追い人に続けて不運は訪れる 

こんな感じで安泰かと思ったら、また新たな不運がNさんを襲ってしまう。 美術館を5、6年ほど勤めた後、業績不振で転職する必要に迫られてしまいました。そこから紹介された自治体で働いて、40歳を過ぎたあたりから、日雇い労働者になってしまったという。

 

 

しかも、 今の事業所に日雇いで雇われ、非正規として雇われ続けているが、勤続5年経っても年収は200万円台のままという。 

 

 

自分の思い描いた人生設計と違ってきているのでは?とNさんに聞いてみたが 年収のことだけ考えると、新卒で入った会社を辞めないほうが無難だったと後悔しています。しかし、夢を諦めたまま人生を締めくくるよりは今のほうがマシですし、ほかの人とは違った体験をすることができましたからね。「 結婚して子供がいたら、こんな体験できないでしょ? 」と彼はあっけらかんと話す。

 

 会社を退職してどんなに素晴らしい体験をしたとしても、採用側にとってはキャリアの分断としか見られないという。一旦ドロップアウトしたサラリーマンは除外されていく、それが現実です。

 

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夢追い人の代償!!二度と正社員に戻れない40歳代の悲劇についてまとめてみましたがいかがでしたか?

 

石の上にも三年なんてよく言われますが、3年以内で退職した職歴を持ってしまうと、連鎖的に不運は重なるものです。私の場合、最初に就職した職場以外、全部倒産か買収されて消滅してしまっていますから。

 

いつも嫌なことから逃げ続けている斉藤でした。