これまでは、転職の基礎として、転職における考え方、想定質問に対する回答まで、
具体的に見てきました。
今回は、いよいよ、転職先が決まり、退職届の書き方です。
立つ鳥跡を濁さずですので、現在の職場に対しても礼節を重んじて対応し、
後ろめたい気持ちを持たずに、すっきりとして新天地へ赴きましょう。
１．用紙、筆記具
白地の縦書きの便せんに、黒インクの万年筆かサインペンで書きます。
２．表題
必ず「退職願」とし、1行目のほぼ中央に書きます。
３．書き出し
本文の書き出しは「私事」あるいは「私儀」。
表題から1行あけた次の行のいちばん下に書きます。
４．退職理由
「一身上の都合」とだけ記入してください。間違っても転職などは書かないように。
５．退職日
上司と相談して決めた日付を記入してください。
６．届け出年月日
退職願を書いている日ではなく、退職願を提出する日付を書きます。
７．署名、押印
所属部署と名前を書き、その下に押印。
８．あて名
あて名は社長名。自分の名前の位置は社長の名前より下にしましょう。
９．封筒
白地の縦長の封筒を使用。表の中央に「退職願」、裏には部署名と氏名を書きます。
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