恋人の日 雅紀 | 櫻葉への扉、妄想ブログ

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相葉さんが好きです
櫻葉さんが好きです
完全に自己満ブログです


*恋人の日相葉さんsideです
昨日の昼間に少し外に出ただけてクラっとしましたガーン お互いに気をつけましょうね


あっ櫻井さんだ

同僚だけど課が違うと普段ほとんど会わない スーツが似合っていて仕事が出来て 爽やかでかっこよくて完璧な櫻井さん


偶然見かけた日はうれしくて1日がハッピーになる

けど

僕の気持ちは知られてはいけない 見ているだけで十分だよ

 

暑い
6月でこれでは帰り支度をしながら そう思った瞬間に聞こえた会話


「 さっき駐車場で見かけた櫻井さん顔色良くなかったな 大丈夫って言っていたけ……」

「 お先に失礼します!」


体が先に反応した
 


「 ちょっと!相葉ちゃんカバン忘れてるよ 」


慌てて風間さんが僕のカバンを持って追いかけて来てくれて 何回も頭を下げて駐車場へ走った



あっ!櫻井さん


ちょうど車に乗る所後ろ姿で表情は見えないけど


うん
少し車の中で休めば大丈夫かな 安心してここまで追いかけて来た自分が急に恥ずかしくなって 帰ろうとした瞬間


えっ?

スローモーションで櫻井さんが倒れる 

「 さくらいさん!大丈夫ですか!」

僕は無我夢中で駆け寄って抱き上げた




会社の人を呼んで来ますって言った僕に家に帰りたいお願いって車のカギを渡して来た



熱中症かもしれない


最初に頭によぎって櫻井さんを助手席に乗せシートを倒す 逸る気持ちを抑えエアコンを付けて 会話は何とか出来るから持っていたスポーツドリンクを少し飲ませて ネクタイを緩めた


家を知らない



ごめんなさいとカバンから財布を出して免許証を見た 偶然風間さんの住んでいる知っている場所だったから 安全運転で帰る



管理人さんが常駐してるマンションで助かった 必死で事情を説明して今気がついた


……勝手に1人だと思っていたけどもしかして



「 あぁ〜男の一人暮らしだから会社の人が一緒で良かったねぇ 」

個人情報とか言ってる場合じゃないかホッとしてる僕



管理人さんも部屋まで来てくれて荷物を持ってくれたから 僕がおんぶして櫻井さんはベッドですやすや寝てる 着替えの時は夢中だったけど今ドキドキしてた



今のうちに買い物へ行って必要な物を買って帰り時々様子を見に行く 可愛い寝顔につい見つめちゃった


夢中になって気が付かなかったけどすこし散らかったリビング ハーフパンツは朝脱いだまま丸まっているし フフッ新たな一面が可愛い


暗くなった数時間後に目を覚ました櫻井さん


疲れが溜まっていたんだね
熱中症の心配もあって体を冷やしていたけど症状もなくて大丈夫で良かった 


本当に良かった


僕は櫻井さんとのやり取りとやっぱりカバンや財布に触れたから確認をお願いしたら 平謝りの櫻井さんにキュンとした



まだバスで帰れる時間
時計を見た瞬間 捨てられた子犬みたいにシュンとする櫻井さんを抱きしめたいよ



僕に帰って欲しくない
必死に言ってくれる櫻井さんに僕は夢の続きを見ていると思ったよ



「 僕も帰りたくないです 」



ハートグリーンハート


次の日に僕を送ってくれる櫻井さん休日の道は渋滞していて申し訳なさそうだけど ずっとお家につかなくていいよ 



「 その分一緒に居られてうれしいです 」
「 運転ありがとういつでも代わるから言ってね 」



そっ



櫻井さんに好きって言われた


「 恋人になってください 」


僕も好きです


繋いだ手を絡めて微笑んだ



恋人の日