“ それ " がいる森 僕のヒーロー 前編 | 櫻葉への扉、妄想ブログ

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翔ちゃんと同じ歳の今



ただそれだけでうれしくて

翔ちゃんはオオカミだったから 本当は幾つなんだろう?それでも毎日が1日が1分1秒が 一緒にいるだけで しあわせだよ



定期的に来ている森の見回り



ここは田舎

殆ど手をかけられていない森

昼間は薄暗く夜は不気味だ

だけど

翔ちゃんと出会った

この森が大好き



見回りと言う名のゴミ拾い
以前と比べて綺麗になって 一緒に来てくれる英二くんと翔ちゃんと3人でピクニックしながらの帰り道だった


「 英二くんいつもありがとう 」
「 いや、いいよ俺も楽しいよ 」

ウインク
翔ちゃん

振り返ったら翔ちゃんが居ない 迷子になる訳ないし そう思った瞬間


ガサガサッ 


目の前に男が現れた 
サッと僕の前に英二くんが立って守ってくれた


「 何しに来た?後をつけて来たのか 」

その男はイヤらしい笑顔を浮かべる
 

「 やだなぁ 謝罪に来たんですよ 偶然皆さんが森に入って行くのが見えてね  」

そんな訳がないだろ この男は森に不法投棄をした業者に金を貰っていたその後翔ちゃんが 証拠を録ってここから追放された

その事に逆恨みしてこの時を待っていたかもしれない



「 本当に謝りたいんだよ 」
·····それにしても その男の視線がニヤニヤ僕に向いた 舐めるように僕を見てくる男が本当に気持ち悪い


「 あんた綺麗になったなぁ パッとしない男だったくせに何だよその色気は 」

「 俺へのお詫びに今からどうだ? 」


「ふざけんじゃねぇ」
そう呟いた英二くんだったけど体の大きい男に突き飛ばされる 


「 英二くん!! 」
その男が僕の腕を掴もうとした瞬間
 


「 うわぁぁぁぁぁ 」


その男の叫びの前に
瞳が綺麗な狼が僕の前に現れた



続く