最近何かと巷で話題になっている「コロナウイルス」だが、何故こんなものが地球上にあるのだろうか?と、あなたは考えた事がおありだろうか。
今回広く、「ウイルス」が何故地球上に存在しているのかを考察したいと思う。
地球のシステムの一つに、「生態系」と言うものがある。
簡単に説明すると、肉食動物が草食動物を一定量食べる事により、植物を適正に保ち、大気中の酸素と二酸化炭素の量を調整しているのだ。
もしも草食動物が増えすぎると、彼らによって植物は食い尽くされてしまい、さらに草食動物のゲップによって二酸化炭素の量も増加する。
しかも、二酸化炭素を酸素にする植物自体が減少している為に、大気のバランスが大きく崩れてしまう。もしもそうなってしまったのならば、生物は生存する事が出来ずに死に絶えてしまうだろう。
つまり、ここでキーマンとなるのは、肉食動物である。
肉食動物が一定量の草食動物を殺す事によって、生物界の生態系は守られているのだと私は思う。
当然の事ながら、それら肉食動物も死んで屍になった際には、微生物によって分解され植物の栄養素となる。地球は、この生態系と言う非常に良く出来たシステムによって運営されているのである。
さて我々人間は、この生態系のピラミッドの頂点に位置している存在である。
動物の肉を喰らい、野菜を喰らい、水を飲んで生きている。
あなたはこれまでの人生で、どれだけの肉を食べ、どれだけの魚を食べ、どれだけの穀物を食べ、どれだけの野菜を食べ、どれだけの水を飲み、呼吸によってどれだけの二酸化炭素を吐き出して来ただろうか?
人間一人が存在するだけでも、地球の資源が大量に消費されるのは明白であろう。
この無駄に消費する人間という生き物が、地球上に増えすぎるとどうなるだろうか?
当然の事ながら、生態系のバランスは崩れるのだ。生態系のバランスが崩れる事は、生物にとっての死を意味する。
今から約200年前、1802年の世界の人口はたったの10億人だった。それが2015年には73億人になってしまった。2100年には109億人になると予想されている。
たったの数百年の間に、地球上には人間が増えすぎてしまったのである。
前述した通り、人間はただ生きているだけで多くの物を消費する。それに加え、大気や土壌の汚染も平気で行う。地球にとって人間は、ただ生きているだけで迷惑な存在なのだ。
この増えすぎてしまった人間を減らす為の手段、草食動物が増えすぎないように殺す肉食動物のようなキーマン、それがウイルスなのだと私は思っている。
あまりクローズアップされていないが、日本においてインフルエンザで亡くなる人は毎年数千人もいる。関連死を含めれば1万人を超えるだろう。
インフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月にかけて始まり、1月下旬から2月上旬にピークを迎え、3月頃まで続く。
つまり単純計算で、たった4ヶ月ほどで、毎年日本国内の1万人以上の人の命を奪うのである。
今回のコロナウイルスは、インフルエンザのように冬季だけでは無いようだ。下手すると一年中感染の危険性があるかも知れない。
致死率はインフルエンザには及ばないものの、強い感染力と長い期間感染の危険がある事から、今後はインフルエンザと並ぶ、増えすぎた人間を減らす為に活躍するウイルスとなるであろうと私は予測している。
地球が生きとし生ける全てのものを守る為に、生態系を脅かす者(人間)を排除する為の措置として、ウイルスを生み出し、それにより我々人間に攻撃を加えていると考えるのならば、今回のコロナ騒動も、地球が悲鳴をあげているように感じるのは筆者だけであろうか?