私の立ち位置に関して。 | 私が不倫をした理由

私が不倫をした理由

ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

 本日二本目です。

 一本目も良かったらご覧になって下さい→こぼれ話その3「最初の人生のリセット」

 

 

 

 

 

 昨日の記事「不倫をした方が100%悪いのだろうか?」は多くの反響を呼びました。

 私のここでの立場を明確にしておこうと思い、今回記事を書く事にしました。

 

 

 

 まず私は、サレ妻サレ夫が善で、不倫をした側が悪であると言う考え方が嫌いです。

 

 

 

 不倫をした方には不倫をした理由があり、されてしまった方にも原因はあると思います。

 

 

(※病的な恋愛依存症の頭の悪い不倫男、不倫女に関しては対象外です。不倫が罪である事を知っていながら、してしまった普通の人達を対象に書いています)

 

 

 ただ昨日も書きましたが、法的な意味においては、不倫をした人は罪となり、訴訟を起こされたら100%敗訴します。

 つまり法的な意味においては、不倫をした方が確実に悪いのです。

 

 

 

 喧嘩に関しても同様で、先に手を出した方が100%悪くなります。

 しかし殴られた方が、それまでに相手を挑発し、

「ほら、殴ってみろよ!おら、出来ねえのか?あ?意気地なし野郎が!やれるもんなら、やってみろよ、ほれほれほれ、殴ってみろよ」

 等と挑発行為を繰り返していたら如何でしょうか?

 

 

 

 あまりにも酷い挑発をされて、思わず手を出してしまった。

 確かに先に手を出した方が悪いのですが、殴られた被害者を100%善と言い切れるでしょうか?

 

 

 

 不倫をしてしまった罪は賠償金で支払えば良いのです。

 でもどちらが被害者なのかは、本人以外は誰にも分からないのです。

 

 

 

 それに人は自分でも気が付かないうちに嘘を付いている事があります。

 私はあれほどのモラハラを受けてきたにも関わらず、それなりに幸せな人生だったと感じていました。

 現在の妻に、

「あなた言ってる事が矛盾してるよ」

 とか、

「あなたは被害者だから」

 と何度も何度も諭されながら、徐々に前妻の洗脳が解けて行って初めて、自分が被害者だった事を知ったのです。

 

 

 

 もしも前妻がサレ妻ブログを書いたら、次のように書くと思います。

 

 

「私は20年間、自分を捨て、夫や子供たちの為に身を粉にして尽くして来ました。一度も浮気もしていないし、自分のやりたい事も我慢し、良い妻をしてきたつもりです。確かに至らない点はあったと思うし、時には怒鳴る事も叩く事もあったけど、それでも子供たちには愛情を注いできました」

 

 

 まあ、彼女の言いそうな感じで書いてみました。

 自分も悪かったと言う事にも触れていますし、彼女は良妻で、夫が酷い浮気男だったからシンママになってしまったのだな。可哀そうな被害者だなと、皆さんも読んで思うでしょう。

 

 

 

 でもね、実際はモラハラ女ですよ。子供にはモラハラだけでは無く酷いDVもしています。そんなに強く後頭部を叩いたら、死んでしまうよ。と何度も何度も注意しましたが、全くやめる気配もありませんでした。仕事から帰ってきたら子供が死んでいるのではないかと、何度も頭に過った事があります。

 

 

 

 あなたはそのサレ妻さんの何を知っているのですか?実際に会った事があるご友人ですか?恐らくネットのやり取りだけでしょう?

 印象操作なんて簡単に出来ますよ。ネカマになるのも、学生になるのも、ご年配の人になるのも、文章が達者で知的な人なら簡単に行う事が出来ます。

 ネットの、しかも一方の側の書いている自己弁護色の強い文章を見抜く事は、極めて困難なのです。

 しかもその人自身も知らずに嘘を付いている可能性すらあるのです。そうなったら、リアルな友人ですら見抜く事は困難なのです。

 

 

 

 私が言いたいのは、被害者を装っているサレ妻サレ夫の一体どの程度が、赤信号で止まっていたら追突されてしまった貰い事故なのか分からないと言う事です。

 私も全ての記事に目を通したわけでは無いので何とも言えませんが、貰い事故のようなサレ妻夫の方は、一割程度では無いかと予想しています。

 

 

 

 だからと言って、私はサレ妻サレ夫の敵というわけではありません。

 本当に酷い配偶者によって傷つけられた犠牲者であるのならば、その人の心の癒しとなるような記事も今後書いて行きたいと思います。

 

 

 

 そして勿論、不倫をした者を弁護するつもりもありません。

 自分の欲望のままに不倫する者を、私は決して許しません。

 自分の性的な満足の為に、その者を慕う配偶者を傷つける輩を心から憎みます。

 

 

 しかし状況故に、罪である事を重々承知した上で、苦しみながら交際を続けている方も少なからずいらっしゃるのです。

 そんな方を悪だとあなたは言い切れますか?

 

 

 

 

 私はどちらの側にも立ちませんし、どちらを擁護しどちらかを敵視する事はありません。

 私が憎むのは立場ではありません。

 私が憎むのは、悪を行っている者です。

 

 

 

 賢明な読者の皆さんは、大きな流れに飲み込まれるのでは無く、本当の加害者、本当の被害者を見極めていって欲しいと切に願います。